短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅減益着地と株主還元の強化: 2025年3月期(前期)は欧州・中国の不振で営業利益が前年比38.2%減の384億円と沈んだが、配当を50円(前年36円)に増配し、288億円の自社株買いを実施。
- 構造改革による「選択と集中」の加速: 収益性の低い欧州の油圧ポンプおよびニードルローラーベアリング事業の売却を決定。次期売上予想は6.1%減の1兆7,700億円と、規模より質を重視する姿勢を鮮明化。
- 還元方針の転換がサプライズ: 還元方針をDOE(連結自己資本配当率)2〜3%目安に改定。業績が厳しい中で次期配当予想を60円へさらに積み増す姿勢は、投資家にとって強いポジティブ材料。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の連結業績は以下の通りです。
- 売上収益: 1兆8,843億円(前年同期比0.4%減)
- 事業利益: 649億円(同10.9%減)
- 営業利益: 384億円(同38.2%減)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 137億円(同65.9%減)
進捗と勢いの変化: 通期決算のため進捗率は100%ですが、期初予想に対しては下振れ着地となりました。特に営業利益は前年の621億円から約237億円消失しており、下半期にかけて欧州・中国での自動車生産台数の伸び悩みや、北米での生産性悪化が利益を大きく押し下げました。
3. セグメント別のモメンタム
- 自動車(減速): 売上収益 1兆3,331億円(0.8%減)、事業利益 383億円(14.9%減)。為替のプラス効果はあるものの、欧州・中国の減収と北米の生産混乱が響き、利益率が低下。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 18844.0億円 | +0.4% | 18915.0億円 |
| 営業利益 | 384.5億円 | +38.2% | 622.0億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 17700.0億円 | +6.1% |
| 営業利益 | 500.0億円 | +30.0% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 16円 | 25円 |
| 期末 | 20円 | 25円 |
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