スター精密株式会社は、世界最小クラスの精密加工技術を核とする「グローバルニッチトップ」企業です。主力の工作機械事業(売上高の約79%)では、スイス型自動旋盤で世界有数のシェアを誇り、時計や医療、自動車、通信機器などの精密部品加工に貢献しています。もう一つの柱である特機事業(売上高の約21%)では、POSレジ用プリンター(小型プリンター)をグローバルに展開しています。競合環境としては、シチズンマシナリーやツガミといった精密旋盤メーカーとの技術競争に加え、近年は中国メーカーの台頭やデジタル化に伴う決済端末の多様化に直面しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2024-12 期末、2025-03-27 提出)収益性
営業利益率
6.2%
≧10%が優良
ROA
4.3%
≧5%が優良
ROE
2.4%
≧10%が優良
ROIC
2.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-16.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-61.2%
≧10%が優良
EPS成長率
-75.3%
≧10%が優良
3行解説
- 2024年12月期は世界的な設備投資需要の停滞を受け、売上高649.9億円(前期比16.9%減)、純利益18.5億円(同77.3%減)と大幅な減収減益。
- 業績低迷の一方で、自己株式取得に約98億円を投じるなど極めて積極的な株主還元を継続し、自己資本利益率(ROE)は2.4%まで急落。
- 次期中期経営計画(2025-2027)では医療機器市場への本格参入と成長領域へのシフトを掲げ、2027年度にROE 13.0%の回復を目指す。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2025-12 通期 、2026-02-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 15.1億円 / 予想: 18.0億円
+94.3%
売上高
実績: 156.3億円 / 予想: 314.0億円
+12.3%
2Q
営業利益
実績: 26.6億円 / 予想: 42.0億円
+71.9%
売上高
実績: 336.0億円 / 予想: 701.0億円
+8.4%
3Q
営業利益
実績: 37.6億円 / 予想: 42.0億円
+13.6%
売上高
実績: 516.4億円 / 予想: 701.0億円
+7.5%
通期
営業利益
実績: 54.2億円 / 予想: —
+34.9%
売上高
実績: 745.7億円 / 予想: —
+14.7%
3行解説
- 大幅な業績回復と非公開化: 売上高は前期比14.7%増、純利益は同91.3%増と急回復したが、TOB成立に伴い2026年3月13日をもって上場廃止予定という異例の決算。
- 主力2事業の底打ち: 工作機械事業が米国・中国市場で回復したほか、特機事業(小型プリンター)が米国mPOS需要の堅調により営業利益が倍増し、収益性が大幅に向上。
- 財務構造の激変: 第三者割当増資による約250億円の資金調達と自己株式の消却を実施。非公開化に向けた一連の資本再編が進行している。
書類一覧
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短信
2026-02-12 2025-12 通期 2025年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-12 2025-12 第3四半期 2025年12月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-12 2025-12 第2四半期 2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-05-13 2025-12 第1四半期 2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-03-27 2024-12 期末 有価証券報告書-第100期(2024/01/01-2024/12/31)
短信
2025-02-12 2024-12 通期 2024年12月期決算短信〔日本基準〕(連結)