短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益の着地: 売上高は前年同期比1.3%増の987億円と微増ながら、原材料・エネルギー価格高騰や販管費増が響き、営業利益は11.5%減の21.2億円にとどまった。
- 利益進捗の「ねじれ」: 第3四半期時点で営業利益(21.2億円)が通期予想(10億円)を大幅に超過(進捗率212.2%)しているが、会社側は据え置きを維持しており、第4四半期のコスト増を見込んでいる。
- 高付加価値戦略へのシフト: 主力の厨房部門が苦戦する中、高級価格帯「CENTRO」や中高級帯「STEDIA」の提供、およびショールームの刷新(つくば・大宮等)により、厳しい市場環境下でのシェア維持を図っている。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期 第3四半期累計の着地は以下の通りです。
- 売上高: 987.09億円(前年同期比+1.3%)
- 営業利益: 21.22億円(同△11.5%)
- 経常利益: 24.97億円(同△11.5%)
- 四半期純利益: 15.94億円(同△12.0%)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高:75.9%(前年同期:75.0%)
- 営業利益:212.2%(前年同期:184.4%)
- 経常利益:166.5%(前年同期:156.8%)
売上高の進捗は前年並みで順調ですが、利益項目は既に通期予想を1.6倍~2.1倍上回っています。昨年度も同時期に100%を超えていたものの、今期はさらに乖離が大きく、通期予想が極めて保守的であるか、第4四半期に多額の費用支出(広告宣伝、設備更新、あるいは一過性の在庫調整等)が予定されている可能性を示唆しています。
3. セグメント別のモメンタム
報告セグメントは単一ですが、部門別の売上動向から勢いを分析します。
- 厨房部門(勢い:停滞): 売上高794.61億円(前年同期比0.3%減)。新設住宅着工の不振が直撃し、主力のキッチンが横ばい圏内で苦戦しています。普及帯「ラクエラ」のモデルチェンジでシェア拡大を図るも、全体を牽引するには至っていません。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 987.1億円 | +1.3% | 974.3億円 |
| 営業利益 | 21.2億円 | +11.5% | 24.0億円 |
| 経常利益 | 25.0億円 | +11.5% | 28.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 15.9億円 | +12.0% | 18.1億円 |
| 包括利益 | 16.3億円 | +35.1% | 25.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 44.22円 | — | 49.13円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 926.0億円 | 911.9億円 |
| 純資産 | 571.8億円 | 566.7億円 |
| 自己資本比率 | 61.8% | 62.1% |
| 自己資本 | 571.8億円 | 566.7億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,585.46円 | 1,571.31円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1300.0億円 | +1.6% |
| 営業利益 | 10.0億円 | +22.0% |
| 経常利益 | 15.0億円 | +17.1% |
| 当期純利益 | 9.5億円 | +35.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 26.34円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 13円 | 13円 |
| 期末 | 18円 | 18円 予想 |
| 年間合計 | 31円 | 31円 予想 |
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