バイタルケーエスケー・ホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

バイタルケーエスケー・ホールディングス(3151)の2025年3月期決算に基づき、足元の変化と今後の見通しを分析します。

1. 要点(3行)

  • 第5次中期計画を完遂: 売上高・全利益項目で最終年度目標を上回る着地。特に親会社株主に帰属する当期純利益は、政策保有株式の売却益計上により前期比25.1%増の73億円と大幅伸長。
  • 資本効率への劇的なシフト: 新中期経営計画「2027」を公表。DOE(自己資本配当率)目標を2%から3%以上へ引き上げ、2026年3月期の年間配当は前期比23円増の「68円」を予想。
  • 攻めの投資による一時的減益: 次期営業利益は新事業(製薬事業)への研究開発費先行投入により10.6%減を予想するが、これは「ビジネスモデルの革新」に向けた戦略的コスト。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 6,003億円(前年同期比 2.2%増)
  • 営業利益: 57億円(同 2.7%増)
  • 経常利益: 69億円(同 6.3%増)
  • 当期純利益: 73億円(同 25.1%増)

【進捗と勢い】 期初計画(売上5,900億円、営業益55億円)に対する達成率は、売上高101.8%、営業利益103.7%と100%を超えて順調に推移しました。特に、抗がん剤や新薬、インフルエンザ関連商品の伸長に加え、政策保有株式の売却益約42億円を特別利益に計上したことが最終利益を大きく押し上げました。

3. セグメント別のモメンタム

  • 医薬品卸売事業(勢い:強): 売上高5,646億円(2.1%増)、セグメント利益51億円(5.1%増)。薬価改定の影響を新薬やワクチンの販売増、取引コストを意識した価格交渉で跳ね返し、増収増益を確保。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 6003.7億円 +2.2% 5874.8億円
営業利益 57.1億円 +2.7% 55.6億円
経常利益 69.7億円 +6.3% 65.6億円
当期純利益(親会社帰属) 73.1億円 +25.1% 58.4億円
包括利益 59.3億円 +39.2% 97.6億円
1株当たり当期純利益 149.02円 115.03円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 2994.3億円 3172.6億円
純資産 1073.1億円 1059.4億円
自己資本比率 35.4% 33.0%
自己資本 1059.1億円 1046.6億円
1株当たり純資産 2,193.96円 2,085.09円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.9% 5.7%
ROA(総資産経常利益率) 2.3% 2.1%
売上高営業利益率 1.0% 0.9%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 80.2億円 235.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 35.2億円 18.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 65.4億円 57.7億円
期末現金及び現金同等物残高 200.7億円 311.3億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 6200.0億円 +3.3%
営業利益 51.0億円 +10.6%
経常利益 60.0億円 +13.9%
当期純利益 72.0億円 +1.5%
1株当たり当期純利益 149.15円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 19円 21円
期末 23円 24円
配当性向:当期 30.2% / 前期 36.5% 純資産配当率:当期 2.1% / 前期 2.1%

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