株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングスは、東北・新潟を基盤とする「バイタルネット」と近畿を基盤とする「ケーエスケー」を傘下に持つ、医薬品卸売業の持株会社です。
- 事業内容: 医療用医薬品の卸売が主力。他に薬局事業、動物用医薬品卸売、介護サービス等のその他事業を展開。
- 主要製品・サービス: 抗がん剤、ワクチン、新薬創出加算品などの高付加価値医薬品。
- 主要顧客: 病院、診療所、調剤薬局、官公庁、農業共済組合など。
- 競合環境: 医薬品卸業界は「流通改善ガイドライン」遵守による適正価格販売が求められる中、地域戦略による価格競争が続いています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
1.0%
≧10%が優良
ROA
1.9%
≧5%が優良
ROE
6.9%
≧10%が優良
ROIC
3.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
2.7%
≧10%が優良
EPS成長率
29.5%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高6,003億円(前期比2.2%増)、純利益73億円(同25.1%増)と増収増益を達成し、特に抗がん剤やワクチンの販売が堅調に推移。
- 「中期経営計画2027」を策定し、DOE3%以上への還元強化、政策保有株式の削減、さらに製薬事業への新規参入を表明。
- 営業CFは休日による支払ずれの影響で80億円の赤字だが、投資有価証券の売却益42億円を計上するなど、資本効率改善と資金確保を同時に進めている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 8.1億円 / 予想: 51.0億円
-34.5%
売上高
実績: 1481.8億円 / 予想: 6200.0億円
+1.3%
2Q
営業利益
実績: 16.4億円 / 予想: 39.0億円
-42.9%
売上高
実績: 3002.3億円 / 予想: 6040.0億円
+1.1%
3Q
営業利益
実績: 31.2億円 / 予想: 39.0億円
-42.3%
売上高
実績: 4645.5億円 / 予想: 6040.0億円
+0.8%
通期
営業利益
実績: 40.3億円 / 予想: 未開示
-29.4%
売上高
実績: 6105.0億円 / 予想: 未開示
+1.7%
3行解説
- 売上高は前年同期比1.7%増の6,104億97百万円と微増。一方で、新事業の製薬事業における研究開発費の先行投資により、営業利益は同29.4%減の40億27百万円と大幅減益での着地となった。
- 政策保有株式の売却益40億80百万円を特別利益に、投資事業組合の運用益27億42百万円を営業外収益に計上したことで、親会社株主に帰属する当期純利益は73億62百万円(同0.7%増)と前年並みを確保した。
- 新たに「DOE(自己資本配当率)3%以上」の採用と、総額40億円を上限とする自己株式取得を発表。資本効率の向上と株主還元の強化に積極的な姿勢を示している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | -29.4% | +3.0% | +13.9% | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | -42.3% | -3.2% | -1.7% | +4.5% | +8.0% |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | -42.9% | -0.4% | +3.6% | +3.3% | +7.3% |
| 2025-08-06 | 2026年3月期 第1四半期 | -34.5% | -3.4% | -6.7% | -5.7% | -8.5% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | +2.7% | -5.7% | -7.6% | -10.4% | -11.0% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | -4.5% | -0.4% | +0.0% | +2.3% | +17.9% |
有価証券報告書
2025-06-20 有価証券報告書-第16期(2024/04/01-2025/03/31)