短信要約
1. 要点(3行)
- 業績の足踏みと下方修正: 第2四半期(累計)は前年並みを確保したが、通期計画は一部製品の検収前倒しや為替影響を背景に修正。通期では前期比12.5%の減収、18.6%の営業減益を見込む厳しい着地予測。
- 受注環境の変調: 生産実績が前年同期比29.6%減と大きく落ち込み、前受金も期首の643億円から368億円へ4割以上減少。将来の売上原動力となる受注残の消化が先行し、新規獲得の勢いに陰りが見える。
- サービス事業の台頭と株主還元: 装置売上が低迷する一方、サービス売上は25.7%増と成長。120億円規模の自社株買い完了や中間配当の増配(115円→132円)など、キャッシュ創出力を背景とした還元姿勢は強化。
2. 直近の業績と進捗率
2026年6月期 第2四半期(中間期)の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 1,282億円(前年同期比0.6%減)
- 営業利益: 629億円(同1.1%減)
- 経常利益: 651億円(同4.3%増)
- 中間純利益: 457億円(同5.6%増)
通期計画(修正後:2,200億円)に対する進捗率:
- 売上高進捗率:58.3%(前年同期の通期実績に対する進捗は約60%程度であり、例年通りの水準に見えるが、今期は「検収の前倒し」が含まれている点に注意が必要)
- 営業利益進捗率:63.0% 進捗率自体は50%を超えており一見順調ですが、会社側は下期の勢い低下を織り込み、通期では「減収減益」を予想しています。
3. セグメント別のモメンタム
- 半導体関連装置(減速): 売上高は983億円(前年同期比4.6%減)。AI向け(GPU/HBM)の需要は旺盛なものの、台湾市場での売上が前年同期の502億円から218億円へと半減(56.5%減)しており、主要顧客の投資サイクル停滞が影響しています。
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今期累計実績
2025-07 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-07 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1282.6億円 | +0.6% | 1289.7億円 |
| 営業利益 | 629.9億円 | +1.1% | 636.6億円 |
| 経常利益 | 651.3億円 | +4.3% | 624.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 457.4億円 | +5.6% | 433.2億円 |
| 包括利益 | 469.4億円 | +10.3% | 425.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 508.61円 | — | 480.31円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 508.18円 | — | 479.91円 |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-06末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3096.7億円 | 3296.0億円 |
| 純資産 | 2255.6億円 | 2099.0億円 |
| 自己資本比率 | 72.8% | 63.7% |
| 自己資本 | 2255.4億円 | 2098.8億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,516.35円 | 2,327.06円 |
通期予想
2025-07 〜 2026-06
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2200.0億円 | +12.5% |
| 営業利益 | 1000.0億円 | +18.6% |
| 経常利益 | 1000.0億円 | +16.3% |
| 当期純利益 | 720.0億円 | +14.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 801.89円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 115円 | 132円 |
| 期末 | 214円 | 197円 予想 |
| 年間合計 | 329円 | 329円 予想 |
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