レーザーテック株式会社は、光応用技術を核としたオプトメカトロニクス技術(光学、精密機械、電子工学、ソフトウエアの融合)を強みとする半導体関連検査・測定装置の専業メーカーです。
- 主要製品: EUV(極端紫外線)マスクブランクス欠陥検査装置、フォトマスク欠陥検査装置、SiCウェハ検査・レビュー装置など。特にEUV関連装置では世界で圧倒的なシェアを誇ります。
- 主要顧客: 世界的な半導体メーカーが中心であり、売上高の33.3%をIntel、26.3%をTSMC、19.9%をSamsung Electronicsが占める極めて高い顧客集中度が特徴です。
- 競合環境: ニッチマーケットにおいて「オンリーワン」の製品を投入する戦略をとっており、最先端のEUVマスク検査分野では実質的な独占状態にあります。製造を外部委託する「ファブライト」戦略により、高い収益性と柔軟な生産体制を維持しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-25 提出)収益性
営業利益率
48.8%
≧10%が優良
ROA
40.9%
≧5%が優良
ROE
46.9%
≧10%が優良
ROIC
41.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
17.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
51.0%
≧10%が優良
EPS成長率
43.3%
≧10%が優良
3行解説
- 過去最高業績の達成: AIサーバーやHBM需要に牽引され、売上高2,514億円(前年比17.8%増)、純利益846億円(同43.3%増)と大幅な増収増益を達成。
- 受注の急減という懸念: 当連結会計年度の受注高は1,052億円(前年比61.4%減)と激減しており、将来の売上成長鈍化が強く示唆される。
- 積極的な株主還元: 配当性向35%を維持(年間329円)しつつ、120億円を上限とする自社株買いを発表し、資本効率と株主利益の還元を重視。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第3四半期 、2026-04-30 15:45 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 267.3億円 / 予想: 850.0億円
+67.9%
売上高
実績: 541.7億円 / 予想: 2000.0億円
+47.5%
2Q
営業利益
実績: 629.9億円 / 予想: 1000.0億円
-1.1%
売上高
実績: 1282.6億円 / 予想: 2200.0億円
-0.6%
3Q
営業利益
実績: 781.9億円 / 予想: 1000.0億円
-1.4%
売上高
実績: 1695.4億円 / 予想: 2200.0億円
+0.4%
3行解説
- 売上高は前年同期比0.4%増の1,695億円、純利益は同7.8%増の568億円と、増収・最終増益で着地。
- 設置台数の増加に伴うサービス事業が前年同期比35.5%増と急成長し、装置販売の減収分を補完。
- 通期計画に対する利益進捗率は約8割に達し、自社株買い120億円の完了など株主還元も着実に実施。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-30 | 2026年6月期 第3四半期 | -1.4% | -2.5% | — | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年6月期 第2四半期 | -1.1% | -3.4% | -23.7% | -18.4% | -9.6% |
| 2025-10-31 | 2026年6月期 第1四半期 | +67.9% | -1.5% | +1.9% | -4.0% | +0.5% |
| 2025-08-07 | 2025年6月期 通期 | +51.0% | -0.4% | +9.7% | +6.5% | +41.7% |
| 2025-04-28 | 2025年6月期 第3四半期 | +36.4% | -3.1% | -0.8% | +8.5% | +40.3% |
| 2025-01-31 | 2025年6月期 第2四半期 | +100.5% | +2.6% | +2.9% | -9.9% | -10.1% |
有価証券報告書
2025-09-25 有価証券報告書-第63期(2024/07/01-2025/06/30)