東海理化電機製作所 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

プロの証券アナリストとして、東海理化(6995)の2025年3月期決算および来期見通しを分析し、要点を抽出しました。

1. 要点(3行)

  • 国内赤字の劇的縮小で増益着地: 売上高は微減(-0.9%)も、不採算だった日本セグメントの合理化が進み、営業利益は前期比23.0%増の354億円と大幅増益を達成。
  • 株主還元の積極化(DOE 3%導入と消却): 新たに「株主資本配当率(DOE)3%」を目安とする方針を掲げ、年間配当を95円(前期比20円増)に引き上げるとともに、発行済株式の5.3%にあたる500万株の消却を発表。
  • 来期予想は大幅減益の「超保守的」ガイダンス: 2026年3月期の営業利益は前期比43.6%減の200億円を予想。中国・ASEANの市場鈍化や人的資本・研究開発への投資増を織り込んだ慎重な見通し。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 6,176億円(前期比0.9%減)
  • 営業利益: 354億円(前期比23.0%増)
  • 経常利益: 344億円(前期比12.9%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 278億円(前期比11.9%増)
  • 進捗と勢い: 2025年3月期(実績)は、期初計画を上回るペースで利益が改善。特に営業利益率は前期の4.6%から5.7%へ1.1ポイント改善しており、収益構造の良質化が見られます。ただし、経常利益ベースでは為替差損(43億円)の影響で前年比マイナスとなりました。

3. セグメント別のモメンタム

  • 日本(改善傾向): 売上高3,076億円(1.8%減)。営業損失は△7.8億円(前期は△90億円)と大幅に赤字幅が縮小。生産台数減を合理化努力でカバーする構造改革が結実しつつあります。

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  • 🔒 セグメント別のモメンタム
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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 6176.6億円 +0.9% 6235.6億円
営業利益 354.4億円 +23.0% 288.2億円
経常利益 344.8億円 +12.9% 395.9億円
当期純利益(親会社帰属) 278.1億円 +11.9% 248.5億円
包括利益 59.2億円 +90.9% 652.5億円
1株当たり当期純利益 328.34円 276.8円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 5109.4億円 5197.2億円
純資産 3378.8億円 3394.9億円
自己資本比率 61.9% 61.2%
自己資本 3160.8億円 3178.7億円
1株当たり純資産 3,716.86円 3,758.19円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 8.8% 8.3%
ROA(総資産経常利益率) 6.7% 8.1%
売上高営業利益率 5.7% 4.6%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 393.1億円 532.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 261.7億円 314.5億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 79.8億円 225.7億円
期末現金及び現金同等物残高 746.1億円 694.1億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 5800.0億円 +6.1%
営業利益 200.0億円 +43.6%
経常利益 200.0億円 +42.0%
1株当たり当期純利益 164.55円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 36円 45円
期末 39円 50円
配当性向:当期 28.9% / 前期 27.1% 純資産配当率:当期 2.5% / 前期 2.2%

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