短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な減収減益と低進捗: 売上高は前年同期比21.7%減、営業利益は68.3%減と、車載・産業機器市場の在庫調整長期化が直撃し、極めて厳しい着地。
- ICT市場の明暗: 生成AIサーバー向け需要は堅調に推移したものの、中国での日本車販売不振や産業機器向け需要の低迷を補いきれず、収益構造の課題が露呈。
- 財務体質の改善とキャッシュの流出: 借入金の削減により自己資本比率は33.7%(前期末比3.0pt上昇)に改善したが、有利子負債返済等で現預金は201億円急減。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計(9ヶ月)の連結実績は以下の通りです。
- 売上高: 908億26百万円(前年同期比21.7%減)
- 営業利益: 22億87百万円(同68.3%減)
- 経常利益: 11億88百万円(同81.4%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 13百万円(前年同期は221億41百万円の赤字)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高:68.3%
- 営業利益:31.8%
- 経常利益:20.1% 通期計画(営業利益72億円)に対し、利益面の進捗が著しく遅れています。前年同期の営業利益が72億8百万円であったことと比較しても、今期の勢いの衰えは顕著であり、第4四半期での急激な回復がない限り計画未達のリスクが高い状態です。
3. セグメント別のモメンタム
- コンデンサ事業(主力): 【減速】 売上高873億84百万円(前年同期比22.1%減)、セグメント利益20億43百万円(同69.8%減)。車載市場における中国市場の日本車販売不振、および産業機器市場の在庫調整が深刻な重石となっています。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 908.3億円 | +21.7% | 1160.2億円 |
| 営業利益 | 22.9億円 | +68.3% | 72.1億円 |
| 経常利益 | 11.9億円 | +81.4% | 63.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 13,000,000円 | — | 221.4億円 |
| 包括利益 | 11.3億円 | — | 196.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 0.66円 | — | 1,081.87円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 0.34円 | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1601.0億円 | 1729.2億円 |
| 純資産 | 545.4億円 | 536.1億円 |
| 自己資本比率 | 33.7% | 30.7% |
| 自己資本 | 539.9億円 | 531.0億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 1330.0億円 | +11.8% |
| 営業利益 | 72.0億円 | +23.6% |
| 経常利益 | 59.0億円 | +25.4% |
| 当期純利益 | 40.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 187.29円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | — |
| 年間合計 | 0円 | — |
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