短信要約
1. 要点(3行)
- 関税直撃による巨額減益: 米国市場におけるメキシコ製「MAZDA CX-30」への関税負担増が1,192億円のマイナス要因となり、営業利益は前年同期の1,483億円の黒字から231億円の赤字へ転落。
- 主要市場での販売減速: グローバル販売台数は前年同期比4.8%減の920千台。特に北米(-3.6%)やモデル端境期の欧州(-11.9%)が振るわず、売上高も5.1%減の3兆5,015億円に留まる。
- 通期業績予想の下方修正: 台数減を反映し売上高を800億円下方修正。コスト改善(+188億円)や固定費削減(+353億円)を積み増すも、営業利益率は通期で1.0%にまで低下する厳しい見通し。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 3兆5,015億円(前年同期比5.1%減)
- 営業利益: △231億円(前年同期は1,483億円の黒字)
- 経常利益: 374億円(前年同期比76.1%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △147億円(前年同期は906億円の黒字)
通期計画に対する進捗率分析:
- 売上高: 72.6%(通期予想4兆8,200億円に対し)
- 営業利益: 進捗なし(通期予想500億円に対し累計赤字)
- 経常利益: 47.9%(通期予想780億円に対し) 前年同期の売上進捗率(73.5%)と比較すると、売上こそ概ね並行しているものの、利益面では関税負担や支払補償金、特別退職費用(93億円)の計上により、計画達成には第4四半期で大幅な利益回復が必須となる極めて苦しい状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- 北米(減速): 販売台数447千台(前年同期比3.6%減)。メキシコ製車両への関税負担が重く、収益の柱が大きく揺らいでいます。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 35015.0億円 | +5.1% | 36894.2億円 |
| 営業利益 | 231.2億円 | — | 1482.5億円 |
| 経常利益 | 374.2億円 | +76.1% | 1567.7億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 147.1億円 | — | 905.8億円 |
| 包括利益 | 556.6億円 | +41.8% | 955.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 23.33円 | — | 143.72円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | 143.61円 |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 42122.3億円 | 40900.8億円 |
| 純資産 | 18310.2億円 | 18100.3億円 |
| 自己資本比率 | 43.0% | 43.8% |
| 自己資本 | 18122.8億円 | 17922.8億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 48200.0億円 | +4.0% |
| 営業利益 | 500.0億円 | +73.1% |
| 経常利益 | 780.0億円 | +58.7% |
| 当期純利益 | 200.0億円 | +82.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 31.71円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 25円 | 25円 |
| 期末 | 30円 | 30円 予想 |
| 年間合計 | 55円 | 55円 予想 |
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