マツダ株式会社は、広島県に本社を置く自動車メーカーです。主要な事業は乗用車およびトラックの製造・販売で、近年は「CX-60」「CX-90」などのラージ商品群によるブランド価値向上と高価格帯シフトを推進しています。主要市場は日本、北米(米国、メキシコ等)、欧州、中国、オーストラリア等多岐にわたります。競合環境としては、トヨタ自動車等のグローバルメーカーとの競争に加え、中国市場における急速な電動化(EVシフト)と価格競争の激化に直面しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
3.7%
≧10%が優良
ROA
4.7%
≧5%が優良
ROE
6.4%
≧10%が優良
ROIC
5.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
-25.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-45.1%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は北米市場の牽引と販売単価の上昇により5兆189億円(前期比4.0%増)と過去最高を更新したが、利益面は販売奨励金の増加や原材料高で大幅減益となった。
- 2030年に向けた電動化戦略を推進中で、パナソニックエナジーとの電池供給合意や、低投資で高効率な開発を目指す「ライトアセット戦略」を公表した。
- 財務基盤は自己資本比率43.8%と健全を維持しているが、中国市場での苦戦と、販売奨励金増による収益性の低下が喫緊の課題である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 13:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -461.1億円 / 予想: 500.0億円
—
売上高
実績: 1.1兆円 / 予想: 4.9兆円
-8.8%
2Q
営業利益
実績: -538.8億円 / 予想: 500.0億円
—
売上高
実績: 2.2兆円 / 予想: 4.9兆円
-6.5%
3Q
営業利益
実績: -231.2億円 / 予想: 500.0億円
—
売上高
実績: 3.5兆円 / 予想: 4.8兆円
-5.1%
通期
営業利益
実績: 515.8億円 / 予想: 未開示
-72.3%
売上高
実績: 4.9兆円 / 予想: 未開示
-2.0%
3行解説
- 米国関税政策の直撃による大幅減益: 米国向け輸出比率の高さが災いし、関税影響で1,549億円の利益押し下げ要因が発生。親会社株主に帰属する当期純利益は前期比69.2%減の351億円と大きく落ち込みました。
- 主力車種の世代交代と販売台数の減少: グローバル販売台数は前期比6.1%減の1,223千台。メキシコ製「CX-30」の生産抑制や、最主力モデル「CX-5」のモデル末期影響、中国での内燃機関車需要縮小が響きました。
- 次期の大幅回復予想とCX-5への期待: 2027年3月期は売上高5.5兆円(11.8%増)、営業利益1,500億円(190.8%増)と急回復を計画。約8年ぶりとなる新型「CX-5」のグローバル投入が業績再生の柱となります。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | -72.3% | +3.2% | +7.1% | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | — | +10.1% | +14.4% | +1.0% | -12.5% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | — | +8.6% | +7.3% | +6.5% | +13.6% |
| 2025-08-05 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +1.9% | +2.3% | +9.8% | +7.5% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | -25.7% | -0.6% | -1.0% | -3.4% | -4.3% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | -25.9% | -1.4% | -0.2% | -0.4% | -9.2% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第159期(2024/04/01-2025/03/31)