短信要約
1. 要点(3行)
- 実態は減収減益も、特益計上で最終利益は大幅増: 売上高(-9.6%)、営業利益(-10.6%)と本業は苦戦したが、老齢船の売却益70.35億円を特別利益に計上したことで、四半期純利益は181.53億円(前年同期比+24.5%)と大幅増益を達成した。
- 通期業績および配当予想を上方修正: 為替前提を1ドル145円から155円へ円安方向に、燃料油価格を下方修正したことを反映し、通期純利益を208億円、年間配当を前回予想から25円増の265円(前期比25円増)へと引き上げた。
- 内航海運事業が好調なモメンタムを維持: 外航事業が市況と円高の影響で苦戦する一方、内航事業は電力関連貨物の増加や効率運航により、セグメント利益が36.09億円(前年同期比+33.5%)と力強く成長している。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計(9ヶ月)の着地は以下の通り。
- 売上高: 1,712.64億円(前年同期比-9.6%)
- 営業利益: 150.73億円(同-10.6%)
- 経常利益: 146.56億円(同-13.4%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 181.53億円(同+24.5%)
通期修正計画に対する進捗率と勢い:
- 売上高: 76.5%(前年同期進捗率 78.4%)
- 営業利益: 79.8%(同 84.3%)
- 経常利益: 85.7%(同 84.7%)
- 純利益: 87.3%(同 72.9%) 本業(営業利益)の進捗は前年を下回るものの、経常利益以降は計画を大きく上回るペースで推移している。特に純利益は、第4四半期に保守的な前提(円安・低燃料価格)を置いているため、更なる上振れも期待できる勢いである。
3. セグメント別のモメンタム
- 外航海運事業(減速): 売上高1,468.88億円(前年同期比-11.6%)、セグメント利益114.84億円(同-18.9%)。鉄鉱石輸送(ケープサイズ)は堅調だったが、中小型船での新造船竣工に伴う船腹供給圧力が上値を抑えた。為替が前年同期の152.11円から148.33円へ円高に振れたことも収益を圧迫した。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1712.6億円 | +9.6% | 1893.9億円 |
| 営業利益 | 150.7億円 | +10.6% | 168.6億円 |
| 経常利益 | 146.6億円 | +13.4% | 169.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 181.5億円 | +24.5% | 145.8億円 |
| 包括利益 | 221.0億円 | +39.6% | 158.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 770.32円 | — | 618.78円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 2961.0億円 | 2879.5億円 |
| 純資産 | 1794.2億円 | 1627.4億円 |
| 自己資本比率 | 60.6% | 56.5% |
| 自己資本 | 1794.2億円 | 1627.4億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 2240.0億円 | +9.5% |
| 営業利益 | 189.0億円 | +6.5% |
| 経常利益 | 171.0億円 | +10.1% |
| 当期純利益 | 208.0億円 | +11.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 882.64円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 115円 | 105円 |
| 期末 | 125円 | 160円 予想 |
| 年間合計 | 240円 | 265円 予想 |
メモ
ログイン
するとこの決算にメモを記録できます。