NSユナイテッド海運 四半期進捗

決算短信(2026-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 実態は減収減益も、特益計上で最終利益は大幅増: 売上高(-9.6%)、営業利益(-10.6%)と本業は苦戦したが、老齢船の売却益70.35億円を特別利益に計上したことで、四半期純利益は181.53億円(前年同期比+24.5%)と大幅増益を達成した。
  • 通期業績および配当予想を上方修正: 為替前提を1ドル145円から155円へ円安方向に、燃料油価格を下方修正したことを反映し、通期純利益を208億円、年間配当を前回予想から25円増の265円(前期比25円増)へと引き上げた。
  • 内航海運事業が好調なモメンタムを維持: 外航事業が市況と円高の影響で苦戦する一方、内航事業は電力関連貨物の増加や効率運航により、セグメント利益が36.09億円(前年同期比+33.5%)と力強く成長している。

2. 直近の業績と進捗率

第3四半期累計(9ヶ月)の着地は以下の通り。

  • 売上高: 1,712.64億円(前年同期比-9.6%)
  • 営業利益: 150.73億円(同-10.6%)
  • 経常利益: 146.56億円(同-13.4%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 181.53億円(同+24.5%)

通期修正計画に対する進捗率と勢い:

  • 売上高: 76.5%(前年同期進捗率 78.4%)
  • 営業利益: 79.8%(同 84.3%)
  • 経常利益: 85.7%(同 84.7%)
  • 純利益: 87.3%(同 72.9%) 本業(営業利益)の進捗は前年を下回るものの、経常利益以降は計画を大きく上回るペースで推移している。特に純利益は、第4四半期に保守的な前提(円安・低燃料価格)を置いているため、更なる上振れも期待できる勢いである。

3. セグメント別のモメンタム

  • 外航海運事業(減速): 売上高1,468.88億円(前年同期比-11.6%)、セグメント利益114.84億円(同-18.9%)。鉄鉱石輸送(ケープサイズ)は堅調だったが、中小型船での新造船竣工に伴う船腹供給圧力が上値を抑えた。為替が前年同期の152.11円から148.33円へ円高に振れたことも収益を圧迫した。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-04 〜 2025-12

項目 当期 前年比 前年同期 2024-04 〜 2024-12
売上高 1712.6億円 +9.6% 1893.9億円
営業利益 150.7億円 +10.6% 168.6億円
経常利益 146.6億円 +13.4% 169.3億円
当期純利益(親会社帰属) 181.5億円 +24.5% 145.8億円
包括利益 221.0億円 +39.6% 158.3億円
1株当たり当期純利益 770.32円 618.78円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-12末 2025-03末
総資産 2961.0億円 2879.5億円
純資産 1794.2億円 1627.4億円
自己資本比率 60.6% 56.5%
自己資本 1794.2億円 1627.4億円

通期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 2240.0億円 +9.5%
営業利益 189.0億円 +6.5%
経常利益 171.0億円 +10.1%
当期純利益 208.0億円 +11.7%
1株当たり当期純利益 882.64円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 115円 105円
期末 125円 160円 予想
年間合計 240円 265円 予想

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