短信要約
1. 要点(3行)
- 営業利益の減益と経常利益の増益の乖離: 原油・ガス価格の下落やLNG販売量減により営業利益は255億円(前年同期比11.3%減)となったが、持分法投資損益の改善や為替差益により経常利益は329億円(同27.6%増)と大幅増益。
- 英領北海事業からの撤退とポートフォリオ刷新: 英国の超過利潤税導入やコスト増を受け、連結子会社JAPEX UK E&P(JUK)を売却。不透明な海外事業を整理し、経営資源の最適化を急ぐ姿勢が鮮明となった。
- 通期計画に対する極めて高い進捗率: 下期への慎重姿勢から通期予想を下方修正したものの、経常利益の通期計画(440億円)に対する進捗率は74.7%に達しており、業績のさらなる上振れが期待される。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第2四半期(中間期)の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 1,681億円(前年同期比 8.4%減)
- 営業利益: 255億円(同 11.3%減)
- 経常利益: 329億円(同 27.6%増)
- 中間純利益: 270億円(同 28.0%増)
通期計画に対する進捗率と勢いの変化: 通期計画(売上高3,330億円、経常利益440億円)に対する**中間期の進捗率は、売上高50.5%、経常利益74.7%**となりました。前年同期の経常利益進捗率(約40%)と比較して、今期は営業外損益の寄与により非常に高い勢いで着地しています。営業利益ベースでも進捗率72.8%に達しており、修正後の通期計画は相当に保守的な設定と言えます。
3. セグメント別のモメンタム
- E&P事業(勢い:減速): 売上高565億円(前年同期比14.3%減)。原油価格の下落が直撃し、減収要因となりました。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1681.4億円 | +8.4% | 1836.1億円 |
| 営業利益 | 255.1億円 | +11.3% | 287.7億円 |
| 経常利益 | 329.4億円 | +27.6% | 258.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 270.6億円 | +28.0% | 211.4億円 |
| 包括利益 | 211.8億円 | +17.7% | 257.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 105.72円 | — | 81.46円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 6847.4億円 | 6816.0億円 |
| 純資産 | 5706.3億円 | 5572.6億円 |
| 自己資本比率 | 79.0% | 77.4% |
| 自己資本 | 5409.2億円 | 5277.4億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3330.0億円 | +14.4% |
| 営業利益 | 350.0億円 | +43.6% |
| 経常利益 | 440.0億円 | +31.5% |
| 当期純利益 | 360.0億円 | +55.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 140.66円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 125円 | 20円 |
| 期末 | 30円 | 20円 予想 |
| 年間合計 | — | 40円 予想 |
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