インテグループ株式会社は、中小企業をメイン対象としたM&A仲介サービスを展開しています。最大の特徴は「完全成功報酬制」を採用している点にあり、着手金や中間金を受け取らない独自の料金体系で競合他社と差別化を図っています。また、最低成功報酬額を1,500万円と、上場大手4社の水準(2,000万〜2,500万円)より低く設定することで、小規模案件市場における価格競争力を維持しています。競合環境は日本M&Aセンターなどの大手仲介会社に加え、金融機関や会計事務所など多岐にわたりますが、成約まで費用が発生しないリスクの低さを武器に独自のポジションを築いています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-29 提出)収益性
営業利益率
26.3%
≧10%が優良
ROA
23.4%
≧5%が優良
ROE
19.1%
≧10%が優良
ROIC
18.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-13.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-49.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-55.8%
≧10%が優良
3行解説
- 成約組数の減少(53組→43組)と検討期間の長期化により、売上高18.92億円(前期比13.9%減)、当期純利益3.11億円(同53.7%減)の大幅な減益決算。
- 営業キャッシュ・フローは2.24億円の赤字に転落したが、これは前期の好業績に伴う法人税支払や決算賞与の支給といった一過性の要因が主。
- 成長投資と株主還元の両立へ舵を切り、配当性向を段階的に80%まで引き上げる野心的な還元方針を公表。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-03-31 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.0億円 / 予想: 5.0億円
+14.4%
売上高
実績: 1.7億円 / 予想: 20.9億円
+47.4%
2Q
営業利益
実績: 0.0億円 / 予想: 5.0億円
-99.2%
売上高
実績: 6.2億円 / 予想: 20.9億円
-53.4%
3Q
営業利益
実績: -0.1億円 / 予想: 5.0億円
—
売上高
実績: 9.3億円 / 予想: 20.9億円
-39.2%
3行解説
- 大幅な減収減益と赤字転落: 売上高は前年同期比39.2%減の9.32億円に留まり、営業損益は前年の4.94億円の黒字から1,403万円の赤字に転落した。
- 成約単価の下落が鮮明: 成約組数は29組と前年(28組)を上回ったものの、買い手側の慎重姿勢による成約率低下や案件の小口化が響き、大幅な減収となった。
- 通期計画維持も進捗は低調: 通期業績予想は据え置いたが、売上高の進捗率は44.6%に留まり、計画達成には第4四半期での極めて高い積み上げが必要な状況。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-31 | 2026年5月期 第3四半期 | — | +1.4% | -3.0% | -16.2% | — |
| 2025-12-26 | 2026年5月期 第2四半期 | -99.2% | -0.1% | -4.3% | -7.9% | -18.0% |
| 2025-09-30 | 2026年5月期 第1四半期 | +14.4% | -2.0% | -8.9% | -13.7% | -14.8% |
| 2025-06-30 | 2025年5月期 通期 | -49.4% | -1.3% | -15.9% | -20.6% | -27.3% |
| 2025-03-31 | 2025年5月期 第3四半期 | -24.5% | -0.9% | -25.0% | -26.4% | -36.4% |
有価証券報告書
2025-08-29 有価証券報告書-第18期(2024/06/01-2025/05/31)