株式会社インタースペースは、成功報酬型広告(アフィリエイト)のプラットフォーム「アクセストレード」を展開するパフォーマンスマーケティング事業と、「ママスタ」などの国内最大級の女性向けメディアを運営するメディア事業の2軸で構成されています。主要顧客は広告主(マーチャント)および広告代理店で、売上の約46.6%が特定の代理店経由となっています。競合環境としては、インターネット広告市場の拡大が続く一方、プラットフォーマー(Google/Apple等)による規制強化や生成AIの普及に伴う検索行動の変化など、構造的な転換期にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-09 期末、2025-12-22 提出)収益性
営業利益率
4.2%
≧10%が優良
ROA
3.3%
≧5%が優良
ROE
3.7%
≧10%が優良
ROIC
3.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
11.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
-33.2%
≧10%が優良
EPS成長率
246.2%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は88.46億円(前期比11.8%増)と増収を確保したものの、主力事業の採算悪化により営業利益は3.71億円(同33.2%減)と大幅な減益に沈んだ。
- 広告規制や市場環境の激変を受け、2026年9月期を最終年度とする現行の中期経営計画の目標達成が困難と判断し、計画の事実上の白紙・見直しを公表した。
- 純資産配当率(DOE)3%以上を基準とする配当方針により、利益成長が鈍化する中でも年間30円の安定配当を維持し、株主還元への姿勢を強調している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-09 第2四半期 、2026-05-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.4億円 / 予想: 7.0億円
+32.4%
売上高
実績: 23.2億円 / 予想: 98.0億円
+11.9%
2Q
営業利益
実績: 4.4億円 / 予想: 7.0億円
+49.3%
売上高
実績: 49.5億円 / 予想: 98.0億円
+10.7%
3行解説
- 大幅な増益決算: 連結売上高は前年同期比10.7%増の49.45億円、営業利益は同49.3%増の4.36億円と、主力のパフォーマンスマーケティング事業が牽引し大幅な増益を達成しました。
- 利益面の高い進捗率: 通期計画に対し、営業利益で62.3%、親会社株主に帰属する中間純利益で74.8%と非常に高い進捗を見せており、計画を上回る勢いで推移しています。
- セグメント別の明暗: 広告運用の「パフォーマンスマーケティング」が売上・利益ともに2桁成長と勢いがある一方、「メディア」事業は一部主要メディアの広告予算縮小により売上高が19.9%減と減速しています。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年9月期 第2四半期 | +49.3% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年9月期 第1四半期 | +32.4% | -1.5% | +3.8% | +9.6% | — |
| 2025-11-11 | 2025年9月期 通期 | -33.2% | +4.4% | +3.0% | -4.8% | -6.0% |
| 2025-08-12 | 2025年9月期 第3四半期 | -41.2% | -1.7% | -2.9% | -3.0% | +25.6% |
| 2025-05-13 | 2025年9月期 第2四半期 | -32.9% | -2.1% | -2.6% | -3.8% | -6.0% |
| 2025-02-12 | 2025年9月期 第1四半期 | -22.8% | +2.0% | -0.1% | +0.4% | +12.9% |
有価証券報告書
2025-12-22 有価証券報告書-第26期(2024/10/01-2025/09/30)