短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅減益の着地と通期下方修正: 原材料・労務費の高騰に加え、新工場の減価償却負担が重く、中間営業利益は前年同期比31.9%減と苦戦。通期計画も営業利益で38億円(12.8%)引き下げた。
- 主力ブランドの売上は堅調: 国内スナック菓子は5.5%増収。「じゃがりこ」が11.1%増と力強く、値上げ・規格改定後も販売数量を伸ばしており、ブランド力の高さが証明されている。
- 強気な株主還元で下値を支える: 利益予想は下方修正したものの、期末配当予想を実質増配(前年58円→66円)とし、100億円を上限とする自己株式取得も発表。ROE改善への強い意志を示した。
2. 直近の業績と進捗率
当中間期の連結業績は、売上高1,657億円(前年同期比5.5%増)、営業利益102億円(同31.9%減)、親会社株主に帰属する中間純利益68億円(同36.2%減)となりました。 修正後の通期計画(売上高3,390億円、営業利益260億円)に対する**進捗率は、売上高48.9%、営業利益39.1%**です。前年同期の営業利益進捗率(通期実績に対し約51%)と比較すると、今期は利益面での出遅れが顕著です。特に第2四半期までのコスト吸収が遅れており、下期偏重の計画達成にはハードルが残ります。
3. セグメント別のモメンタム
- 国内食品製造販売事業(勢い:中): 売上高1,237億円(5.2%増)。「じゃがりこ」や「その他スナック(かっぱえびせん等)」が牽引。しかし、せとうち広島工場の稼働に伴う減価償却費増と、インフレによるコスト増に対して価格改定が「後追い」となったため、利益面では減速しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1657.5億円 | +5.5% | 1570.7億円 |
| 営業利益 | 101.6億円 | -31.9% | 149.3億円 |
| 経常利益 | 104.0億円 | -29.8% | 148.0億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 67.9億円 | -36.2% | 106.3億円 |
| 包括利益 | 78.5億円 | -19.9% | 98.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 54.33円 | — | 85.13円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3192.8億円 | 3191.7億円 |
| 純資産 | 2161.4億円 | 2150.7億円 |
| 自己資本比率 | 64.4% | 64.3% |
| 自己資本 | 2055.2億円 | 2051.8億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3390.0億円 | +5.1% |
| 営業利益 | 260.0億円 | -10.5% |
| 経常利益 | 263.0億円 | -11.9% |
| 当期純利益 | 175.0億円 | -16.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 140.04円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 58円 | 66円 予想 |
| 年間合計 | 58円 | 66円 予想 |