短信要約
1. 要点(3行)
- 純利益が前期比2倍超の83.6億円と上場以来の最高益を達成: 構造改革に伴う「スター・チャンネル」の売却や保有不動産の売却により、155.7億円もの特別利益を計上したことが主因。
- 主力事業の「広告プロダクション」が大幅増益で牽引: 売上高287.4億円(前期比5.0%増)、営業利益30.1億円(同28.9%増)と、CM制作や大阪万博関連の大型案件受注が寄与し、本業の収益性が向上。
- 次期予想は「非開示」も、高水準の配当方針を維持: 中期経営計画に基づく構造改革の最中であり次期業績予想は未定だが、2026年3月期の配当は年間27.06円(配当性向78.8%)と高い還元意欲を示す。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 456.8億円(前期比13.5%減)
- 営業利益: 26.8億円(同0.2%増)
- 経常利益: 33.4億円(同51.0%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 83.6億円(同108.0%増)
進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画に対する進捗率は100%となりますが、期初想定を大きく上回る純利益で着地しました。売上高の減少は、不採算であったスーパー事業の譲渡やスター・チャンネルの連結除外といった「事業ポートフォリオのスリム化」による戦略的減収であり、営業利益段階で増益を確保している点はポジティブに評価できます。
3. セグメント別のモメンタム
- 広告プロダクション(勢い:強): CM制作部門での積極的な営業が奏功し、スポット大型案件が寄与。利益率向上施策により営業利益率は10.5%に達しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 456.9億円 | -13.5% | 528.2億円 |
| 営業利益 | 26.8億円 | +0.2% | 26.8億円 |
| 経常利益 | 33.4億円 | +51.0% | 22.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 83.6億円 | +108.0% | 40.2億円 |
| 包括利益 | 76.5億円 | +42.6% | 53.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 61.96円 | — | 29.82円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 1034.6億円 | 978.7億円 |
| 純資産 | 857.7億円 | 824.2億円 |
| 自己資本比率 | 82.0% | 83.3% |
| 自己資本 | 848.7億円 | 815.7億円 |
| 1株当たり純資産 | 616.52円 | 604.94円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 10.0% | 5.1% |
| ROA(総資産経常利益率) | 3.3% | 2.3% |
| 売上高営業利益率 | 5.9% | 5.1% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 44,000,000円 | 60.9億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 232.0億円 | 40.6億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -66.3億円 | -21.7億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 598.1億円 | 433.4億円 |
来期予想
業績予想は開示されていません。
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 第1四半期末 | — | 19円 |
| 中間 | 0円 | 6.67円 |
| 第3四半期末 | — | 6.33円 |
| 期末 | 78円 | 7.19円 |
配当性向:当期 42.8% / 前期 87.2%
純資産配当率:当期 4.3% / 前期 4.4%