トランスジェニックグループ 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅な最終赤字への転落と無配への転落: 売上高は130.0億円(前期比0.6%減)と微減ながら、親会社株主に帰属する当期純損失は10.8億円(前期は400万円の黒字)と巨額赤字を計上し、年間配当も無配(前期3円)へと転落した。
  • 主力事業の不振と一過性損失の重なり: 創薬支援事業での受注完了遅延やTGR試験の低迷に加え、子会社合併に伴う退職給付費用や減損損失、さらに試験データ不正発覚に伴う特別損失(3,889万円)が利益を大きく圧迫した。
  • 信頼回復に向けた正念場: 子会社でのデータ不正というガバナンス上の問題が発生しており、次期での黒字浮上を目指すものの、ブランド毀損による受注への影響や固定費負担の解消が喫緊の課題となっている。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 130.0億円(前期比0.6%減)
  • 営業利益: △2.5億円(前期は0.8億円の黒字)
  • 経常利益: △3.1億円(前期は1.0億円の黒字)
  • 当期純利益: △10.8億円(前期は400万円の黒字)
  • 進捗と勢い: 本決算のため通期計画との比較では、売上高は概ね計画通りだが、各段階利益は期初予想(営業利益1.0億円等)を大幅に下振れて着地した。特に下期にかけて創薬支援事業の損失が拡大し、前期の黒字基調から急激に悪化した。次期(2026年3月期)は営業利益1.5億円を目指すが、足元の勢いは極めて弱い。

3. セグメント別のモメンタム

  • 創薬支援事業(減速): 売上高18.9億円(18.2%減)、セグメント損失4.8億円。中期発がん性試験などの受注は増加したものの、完了が次期にずれ込んだことや、国家予算縮小による遺伝子改変マウス受託の苦戦、拠点集約(恵庭から磐田)に伴う想定以上のコスト発生が響き、赤字幅が拡大した。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 130.1億円 -0.6% 130.8億円
営業利益 -2.6億円 89,000,000円
経常利益 -3.2億円 1.1億円
当期純利益(親会社帰属) -10.9億円 4,000,000円
包括利益 -11.0億円 27,000,000円
1株当たり当期純利益 -65.51円 0.24円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 95.9億円 98.1億円
純資産 48.6億円 60.0億円
自己資本比率 49.7% 60.1%
自己資本 47.6億円 58.9億円
1株当たり純資産 285.98円 355.19円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -20.5% 0.1%
ROA(総資産経常利益率) -3.3% 1.1%
売上高営業利益率 -2.0% 0.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 94,000,000円 -3.9億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -2.9億円 -2.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 2.6億円 -3.4億円
期末現金及び現金同等物残高 25.4億円 24.7億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 135.0億円 +3.8%
営業利益 1.5億円
経常利益 90,000,000円
1株当たり当期純利益 2.4円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 3円 0円
配当性向:当期 — / 前期 1233.7% 純資産配当率:当期 — / 前期 0.8%