ウェルネット株式会社は、コンビニエンスストアや銀行ATM、ネットバンキング等を利用した決済代行サービスの先駆者です。
- 事業内容: 非対面決済サービス、電子請求書(E-ビリング)、送金サービス、交通系事業者向けDXソリューション(スマホ定期券等)を単一セグメント「決済・認証事業」として展開。
- 主要製品・サービス: マルチペイメントサービス、スマホアプリ「支払秘書」、バスIT化ソリューション「バスもり!」、鉄道・バス向けQR改札システム。
- 主要顧客: 株式会社DEGICA(売上高構成比19.2%)、アマゾンジャパン合同会社(同16.3%)など、ECやデジタルコンテンツ、インフラ系大手。
- 競合環境: 決済代行市場は激化していますが、交通機関のDXや送金といった特定領域への深掘りと、自社開発のIT基盤により差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-06 期末、2025-09-25 提出)収益性
営業利益率
13.8%
≧10%が優良
ROA
5.3%
≧5%が優良
ROE
12.5%
≧10%が優良
ROIC
9.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
22.9%
≧10%が優良
EPS成長率
30.0%
≧10%が優良
3行解説
- 業績は増収増益(売上高+7.8%、営業利益+22.9%)と堅調で、サービス単価の適正化や需要拡大により利益率が向上。
- 自己資本比率は29.9%と低く見えるが、174.9億円の豊富な現預金を有し、財務の安全性と資金繰りは極めて高い。
- 株主還元を強化し、配当方針にDOE(株主資本配当率)5%下限を導入。成長投資と還元のバランスを重視する姿勢を鮮明化。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-06 第3四半期 、2026-04-30 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.5億円 / 予想: 16.8億円
-16.3%
売上高
実績: 25.9億円 / 予想: 115.0億円
-8.2%
2Q
営業利益
実績: 7.2億円 / 予想: 16.8億円
-12.4%
売上高
実績: 51.0億円 / 予想: 115.0億円
-8.8%
3Q
営業利益
実績: 11.2億円 / 予想: 13.5億円
-11.3%
売上高
実績: 76.2億円 / 予想: 100.0億円
-8.3%
3行解説
- 第3四半期累計の業績は、前年同期にあった大型案件の反動減や大口取引先の取扱高減少により、売上高(前年同期比8.3%減)、営業利益(同11.3%減)の減収減益となった。
- 案件成約の遅れなどを理由に通期の業績予想を下方修正したが、配当予想(年間29.50円)は維持し、実質的な自己資本比率は75.8%と財務の健全性を高めている。
- 交通業界向けDX(デジタルチケット等)や本人認証付き電子マネーの社会実装を推進しており、既存事業の反動減を新領域で補えるかが今後の焦点となる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-30 | 2026年6月期 第3四半期 | -11.3% | +0.4% | -6.4% | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年6月期 第2四半期 | -12.4% | -0.1% | -3.3% | -8.0% | -0.6% |
| 2025-10-30 | 2026年6月期 第1四半期 | -16.3% | -0.1% | -6.2% | -6.9% | -9.8% |
| 2025-08-08 | 2025年6月期 通期 | +22.9% | +3.3% | -6.6% | -7.8% | -14.6% |
| 2025-04-30 | 2025年6月期 第3四半期 | +36.6% | +0.1% | -2.4% | -2.2% | -8.2% |
| 2025-01-31 | 2025年6月期 第2四半期 | +44.9% | -0.2% | -11.1% | -11.4% | -8.3% |
有価証券報告書
2025-09-25 有価証券報告書-第43期(2024/07/01-2025/06/30)