システム・ロケーション 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 主力サービスの解約増による減収減益: 主力の「CA Doctor」において、過去の車両長納期化時に蓄積した解約の影響が顕在化し、売上高は前年同期比4.3%減、営業利益は7.6%減の着地。
  • 2期連続の営業減益予想: 2026年3月期は新分野への研究開発投資や韓国子会社の環境悪化を織り込み、売上高は2.0%増と回復を見込むものの、営業利益は4.9%減と続落を予想。
  • 盤石な財務基盤と安定配当の維持: 自己資本比率84.5%、現預金22億円超と財務は極めて健全であり、業績足踏みの中でも年間38円の配当を維持し、下値支えの要因となっている。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結実績は以下の通りです。

  • 売上高: 16.66億円(前年同期比 4.3%減)
  • 営業利益: 5.36億円(同 7.6%減)
  • 経常利益: 5.89億円(同 5.1%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 3.30億円(同 11.5%減)

通期計画に対する進捗率は、当期実績として100%ですが、前年同期の勢いと比較すると「減速」が鮮明です。特に営業利益率は32.2%(前年同期33.3%)と高水準を維持しつつも、リカーリング(継続)収益の減少と退職金費用等のコスト増が響き、利益成長のモメンタムは弱まっています。

3. セグメント別のモメンタム

当社は「システム業務支援事業」の単一セグメントですが、内訳として「勢い」と「減速」が分かれています。

  • 減速(国内主力): 主力の「CA Doctor」が前年同期水準を達成できず、ストック型収益の減少が全体を押し下げました。自動車メーカーの稼働停止や供給改善に伴う中古車市場の変化など、外部環境の変動による解約増の影響を受けています。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 16.7億円 -4.3% 17.4億円
営業利益 5.4億円 -7.6% 5.8億円
経常利益 5.9億円 -5.1% 6.2億円
当期純利益(親会社帰属) 3.3億円 -11.5% 3.7億円
包括利益 2.8億円 -44.8% 5.0億円
1株当たり当期純利益 93.77円 105.98円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 43.8億円 43.8億円
純資産 37.0億円 35.5億円
自己資本比率 84.5% 81.1%
自己資本 37.0億円 35.5億円
1株当たり純資産 1,048.98円 1,006.53円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 9.1% 11.1%
ROA(総資産経常利益率) 13.4% 14.8%
売上高営業利益率 32.2% 33.3%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 5.0億円 5.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1.4億円 -90,000,000円
財務活動によるキャッシュ・フロー -1.3億円 -1.3億円
期末現金及び現金同等物残高 22.0億円 19.8億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 17.0億円 +2.0%
営業利益 5.1億円 -4.9%
経常利益 5.5億円 -7.5%
当期純利益 3.5億円 +5.8%
1株当たり当期純利益 99.2円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 38円 38円
配当性向:当期 40.5% / 前期 35.9% 純資産配当率:当期 3.7% / 前期 4.0%