ファーマライズホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-05 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • M&Aによる売上急拡大と大幅減益の乖離: GOOD AIDグループや寛一商店グループの買収で売上高は前期比16.6%増と大幅伸長も、調剤報酬改定や統合コストが響き営業利益は67.9%減、最終赤字を継続。
  • 財務基盤の悪化と投資加速: 積極的なM&A資金の借り入れにより、自己資本比率は20.9%(前期末24.3%)へ低下、長期借入金は110.5億円(前期末比14億円増)に膨らんだ。
  • 強気のV字回復シナリオ: 来期(2026年5月期)はPMI(統合プロセス)の進展とM&A効果のフル寄与により、営業利益11.2億円(約3.8倍)と過去最高益水準への劇的な回復を計画。

2. 直近の業績と進捗率

2025年5月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 635.1億円(前期比16.6%増)
  • 営業利益: 2.9億円(前期比67.9%減)
  • 経常利益: 1.3億円(前期比83.6%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純損失: △3.6億円(前期は△3.5億円の赤字)

通期計画に対する進捗率は100%での着地ですが、利益面では前期の勢いから大きく急減速しました。特に調剤報酬改定において、300店舗以上のチェーングループを対象とした報酬減額が直撃し、増収が利益に結びつかない苦しい展開となりました。

3. セグメント別のモメンタム

  • 調剤薬局事業(勢い:売上増・利益減): 売上高526.2億円(19.1%増)、セグメント利益5.7億円(47.3%減)。M&Aにより店舗数は401店舗へ拡大(61店舗増)し規模は拡大。しかし、報酬改定のマイナス影響に加え、人件費上昇やM&Aの一時費用が利益を圧迫しました。

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進捗詳細

今期実績

2024-06 〜 2025-05

項目 当期 前年比 前年同期 2023-06 〜 2024-05
売上高 635.1億円 +16.6% 544.7億円
営業利益 2.9億円 -67.9% 9.2億円
経常利益 1.4億円 -83.6% 8.3億円
当期純利益(親会社帰属) -3.7億円 -3.5億円
包括利益 -3.7億円 -3.3億円
1株当たり当期純利益 -32.48円 -33.41円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-05末 2024-05末
総資産 319.2億円 294.9億円
純資産 69.2億円 74.4億円
自己資本比率 20.9% 24.3%
自己資本 66.6億円 71.5億円
1株当たり純資産 586.21円 636.25円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -5.3% -5.1%
ROA(総資産経常利益率) 0.4% 3.1%
売上高営業利益率 0.5% 1.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 13.1億円 27.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -44.6億円 -31.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 9.4億円 27.7億円
期末現金及び現金同等物残高 48.9億円 71.0億円

来期予想

2025-06 〜 2026-05

項目 予想 前年比(予想)
売上高 668.0億円 +5.2%
営業利益 11.2億円 +282.2%
経常利益 9.4億円 +587.3%
当期純利益 2.7億円
1株当たり当期純利益 23.45円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 20円 14円
配当性向:当期 — / 前期 — 純資産配当率:当期 2.3% / 前期 3.0%