オーミケンシ株式会社は、1917年設立の老舗繊維メーカーです。かつてはレーヨン製造の国内大手でしたが、2020年に不採算のレーヨン製造部門から撤退し、現在は「セルロース技術を核とした繊維事業」と、安定収益源である「不動産賃貸事業」を経営の柱としています。主要製品は加工繊維、食品(豆腐状加工品等)、不動産賃貸で、近年は次世代のタイヤコード用素材などの研究開発に注力しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-27 提出)収益性
営業利益率
6.9%
≧10%が優良
ROA
1.4%
≧5%が優良
ROE
17.0%
≧10%が優良
ROIC
1.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
12.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 固定資産(加古川工場跡地の一部)の売却により、親会社株主に帰属する当期純利益3.00億円を確保し黒字転換した。
- 本業の繊維事業・食品事業は営業赤字が継続しており、不動産賃貸事業の利益でグループ全体を支える構造が鮮明となっている。
- 継続企業の前提に疑義を生じさせる事象が存在するが、資産売却と金融機関の支援により「重要な不確実性」は認められないと判断。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-06 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.1億円 / 予想: 3.0億円
—
売上高
実績: 7.0億円 / 予想: 35.0億円
-20.6%
2Q
営業利益
実績: -0.1億円 / 予想: 0.3億円
—
売上高
実績: 14.5億円 / 予想: 31.0億円
-12.7%
3Q
営業利益
実績: -0.2億円 / 予想: 0.3億円
—
売上高
実績: 21.9億円 / 予想: 31.0億円
-9.0%
3行解説
- 業績悪化と赤字転落: 売上高が前年同期比9.0%減、営業損益は前年の1.05億円の黒字から0.16億円の赤字に転落し、本業の苦戦が鮮明となった。
- 構造改革費用の計上: 事業撤退損(0.81億円)や事業整理損失引当金(1.4億円)などの特別損失を計上し、最終赤字は4.72億円まで拡大した。
- 財務基盤の毀損: 四半期純損失の計上により自己資本が減少し、自己資本比率は12.1%から9.7%へと10%を割り込む水準まで低下した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | — | -1.7% | -5.7% | -3.9% | -9.6% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | — | +0.4% | -2.1% | -11.0% | -15.6% |
| 2025-08-07 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +0.3% | -4.1% | -4.4% | -14.6% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | — | +0.9% | +3.1% | -5.1% | -6.2% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | — | -1.9% | -1.1% | +3.0% | +3.3% |
有価証券報告書
2025-06-27 有価証券報告書-第160期(2024/04/01-2025/03/31)