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サイボー 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 構造改革の断行と利益悪化の着地: 繊維事業の採算悪化や特定取引先への貸倒引当金計上により、営業利益は前期比18.4%減の8.06億円と苦戦したが、不採算の栃木工場閉鎖(2025年3月末)という構造改革を断行。
  • 不動産事業が収益の柱として安定: 商業施設「イオンモール川口」等の賃貸収入が堅調で、セグメント利益は前期比13.4%増の10.7億円を達成し、グループ全体の損失をカバーする強力なキャッシュカウとなっている。
  • V字回復を狙う強気の次期予想: 2026年3月期は構造改革効果により、売上高は横ばいながらも営業利益は33.7%増の10.7億円を見込んでおり、繊維事業の赤字解消が最大の焦点となる。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は以下の通りです。

  • 売上高: 102.97億円(前期比9.8%減)
  • 営業利益: 8.06億円(前期比18.4%減)
  • 経常利益: 12.47億円(前期比12.2%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 8.59億円(前期比9.1%減)

通期計画に対する進捗率は、最終的な着地として売上・各段階利益ともに100%ですが、前期の勢い(2024年3月期は営業利益19.7%増)と比較すると、繊維事業の苦戦が響き、大幅な減益決算となりました。ただし、構造改革費用を出し切った形での着地と言えます。

3. セグメント別のモメンタム

  • 繊維事業(減速): 売上高54.7億円(前期比18.9%減)、セグメント損失3.2億円(前期は0.19億円の損失)。円安による仕入コスト上昇、原材料高、さらに特定取引先への貸倒引当金計上が重なりました。栃木工場の閉鎖により、次期以降の固定費削減を狙います。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 103.0億円 -9.8% 114.2億円
営業利益 8.1億円 -18.4% 9.9億円
経常利益 12.5億円 -12.2% 14.2億円
当期純利益(親会社帰属) 8.6億円 -9.1% 9.4億円
包括利益 8.8億円 -49.4% 17.3億円
1株当たり当期純利益 65.84円 71.76円
希薄化後1株当たり純利益 65.78円 71.7円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 419.5億円 435.3億円
純資産 201.3億円 195.6億円
自己資本比率 42.3% 39.5%
自己資本 177.3億円 172.0億円
1株当たり純資産 1,376.47円 1,314.86円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 4.9% 5.7%
ROA(総資産経常利益率) 2.9% 3.3%
売上高営業利益率 7.8% 8.6%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 23.7億円 22.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -6.3億円 -1.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -14.8億円 -13.7億円
期末現金及び現金同等物残高 36.8億円 34.2億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 102.5億円 -0.4%
営業利益 10.8億円 +33.7%
経常利益 12.3億円 -1.4%
当期純利益 8.0億円 -6.8%
1株当たり当期純利益 62.17円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 8円 8円
期末 8円 8円
配当性向:当期 24.3% / 前期 22.3% 純資産配当率:当期 1.2% / 前期 1.3%