株式会社グリムスは、中小企業から一般消費者まで幅広い顧客層に対し、電力コスト削減のコンサルティング、省エネ設備の販売、および電力の小売(新電力事業)を展開するエネルギーソリューション企業です。
- 事業内容: 以下の3つのセグメントで構成。
- エネルギーコストソリューション事業: 法人向けに電子ブレーカーや太陽光発電システム、蓄電池、LED照明などを販売。
- スマートハウスプロジェクト事業: 一般家庭向けに住宅用太陽光発電や蓄電池を販売。
- 小売電気事業: 低圧・高圧の需要家への電力小売および取次。
- 主要顧客: 中小企業(B2B)および一般住宅オーナー(B2C)。
- 競合環境: 電力小売の自由化により参入障壁は低いものの、既存の顧客基盤を活用したクロスセルや、電子ブレーカー等の独自商材による差別化で優位性を確保しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
19.5%
≧10%が優良
ROA
27.3%
≧5%が優良
ROE
31.1%
≧10%が優良
ROIC
22.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
11.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
24.6%
≧10%が優良
EPS成長率
28.3%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年3月期は売上高333.4億円、経常利益66.4億円と過去最高を更新。特に法人向け太陽光・蓄電池販売が牽引し、ROE 31.3%という極めて高い収益性を維持している。
- 事業構造の変革として、2026年3月期より収益の伸び悩む家庭用事業を法人事業と統合し、効率化を図るとともに、系統用蓄電池事業への新規投資(4箇所)を加速させている。
- 配当性向40%を目安とした株主還元を継続しており、1株当たり配当は前期の47円から79円へ大幅に増配。財務健全性と成長投資のバランスが取れている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-04 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 17.8億円 / 予想: 71.5億円
+7.1%
売上高
実績: 79.6億円 / 予想: 358.2億円
+4.0%
2Q
営業利益
実績: 36.5億円 / 予想: 71.5億円
+8.2%
売上高
実績: 174.3億円 / 予想: 358.2億円
+3.9%
3Q
営業利益
実績: 57.3億円 / 予想: 71.5億円
+13.6%
売上高
実績: 261.1億円 / 予想: 358.2億円
+5.0%
3行解説
- エネルギーソリューション事業が牽引: 自家消費型太陽光発電や蓄電池の販売が絶好調で、セグメント利益は前年同期比18.9%増と大幅に成長。
- 利益率の向上と高い進捗率: 売上高5.0%増に対し、営業利益は13.6%増と利益率が改善。通期営業利益予想に対する進捗率は80.1%と極めて順調。
- セグメント再編による効率化: 事業者向けと個人向けを「フロー収益」として統合し、人的資本の効率化を推進。ストック型の「小売電気事業」との役割分担を明確化。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-04 | 2026年3月期 第3四半期 | +13.6% | +0.1% | +1.7% | +5.8% | +21.0% |
| 2025-11-05 | 2026年3月期 第2四半期 | +8.2% | +1.6% | +0.0% | +2.0% | +0.8% |
| 2025-08-06 | 2026年3月期 第1四半期 | +7.1% | +0.7% | -10.4% | -6.8% | -14.8% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | +24.6% | +2.0% | -0.4% | -1.5% | +4.8% |
| 2025-02-07 | 2025年3月期 第3四半期 | +6.8% | +0.8% | -3.2% | -2.2% | +3.9% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第20期(2024/04/01-2025/03/31)