プログレス・テクノロジーズ グループ株式会社は、製造業向けに製品開発プロセスの上流工程(設計・開発領域)に特化したソリューションサービスを提供しています。純粋持株会社として、事業会社である「プログレス・テクノロジーズ株式会社」および「S&VL株式会社」の2社を傘下に持ちます。
- 事業内容: デジタル技術(AI、デジタルツイン等)を活用した設計プロセスの改革、エンジニアリング支援。
- 主要製品・サービス: 独自の設計手法「PT DBS」を用いたコンサルティング、高性能ドライビングシミュレータを用いたデジタルツイン事業、メカ・エレキ・ソフト分野の技術者派遣。
- 主要顧客: 本田技研工業グループ(売上比率36.4%)、日立Astemo株式会社(同13.9%)と、上位2社で売上の約半分を占めるエンタープライズ中心の顧客基盤を有しています。
- 競合環境: 単なる技術者派遣に留まらず、設計プロセス全体のデジタル化を「部門横断・ワンストップ」で提供できる点を差別化要因としています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-29 提出)収益性
営業利益率
16.2%
≧10%が優良
ROA
11.1%
≧5%が優良
ROE
17.4%
≧10%が優良
ROIC
9.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
10.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
-20.5%
≧10%が優良
EPS成長率
-16.1%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前年同期比10.4%増と堅調だが、知的財産に関する訴訟の和解金5億円の計上により、親会社所有者帰属利益は16.1%減の5.8億円となった。
- 高付加価値な「ソリューション比率」が55.8%まで上昇し、一時費用を除いた調整後営業利益は14.1億円(前年比23.0%増)と本業の収益性は大幅に向上している。
- 総資産の56.2%を占めるのれん(約49.6億円)の減損リスクが最大懸念だが、現時点では成長ドライバーであるソリューション事業の成長により減損の兆候はない。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.7億円 / 予想: 16.5億円
-19.9%
売上高
実績: 15.4億円 / 予想: 62.4億円
+0.0%
2Q
営業利益
実績: 8.3億円 / 予想: 16.5億円
+26.3%
売上高
実績: 29.7億円 / 予想: 62.4億円
+7.3%
3Q
営業利益
実績: 13.0億円 / 予想: 16.5億円
+23.3%
売上高
実績: 46.5億円 / 予想: 62.4億円
+10.1%
通期
営業利益
実績: 17.8億円 / 予想: 未開示
+95.2%
売上高
実績: 63.1億円 / 予想: 未開示
+11.8%
3行解説
- 2026年2月期は売上高63.1億円(前期比11.8%増)、営業利益17.8億円(同95.1%増)と大幅な増益で着地。
- 知的財産に関する訴訟の和解に伴う受取補償金2.1億円を一過性の利益として計上し、各段階利益を押し上げた。
- 2025年3月の東証グロース市場への新規上場に伴う資金調達により、自己資本比率が52.3%へ大幅に向上した。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年2月期 通期 | +95.2% | +0.3% | -17.0% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年2月期 第3四半期 | +23.3% | -2.0% | +20.0% | +15.6% | +21.7% |
| 2025-10-14 | 2026年2月期 第2四半期 | +26.3% | -0.3% | +2.8% | -10.5% | -17.1% |
| 2025-07-14 | 2026年2月期 第1四半期 | -19.9% | +0.2% | -13.3% | -16.5% | -22.7% |
| 2025-04-14 | 2025年2月期 通期 | -20.5% | +1.6% | -4.9% | -18.1% | -18.2% |
有価証券報告書
2025-05-29 有価証券報告書-第5期(2024/03/01-2025/02/28)