株式会社No.1は、中堅・中小企業を主要顧客層とし、OA機器(複合機・ビジネスフォン等)の販売・保守、および情報セキュリティ機器(UTM等)の企画開発・製造・販売を行う企業です。近年は、保守や経営支援によるストック収益の拡大を図る「ビジネスサポート事業」や、M&Aを通じた「SES事業」への進出を加速させています。
- 主要製品・サービス: UTM(WALLIORシリーズ)、MFP(マルチファンクションプリンター)、No.1ビジネスサポート。
- 主要顧客: 国内の中堅・中小企業。
- 主要取引先: 株式会社クレディセゾン(売上高の22.7%、約32.3億円)。
- 競合環境: OA機器販売は参入障壁が低く他社との競合が激しいが、自社製品(製造卸)の展開とコンサルティング型の伴走支援で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-29 提出)収益性
営業利益率
7.3%
≧10%が優良
ROA
12.4%
≧5%が優良
ROE
13.9%
≧10%が優良
ROIC
9.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
-15.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-36.8%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は142.1億円(前期比+5.6%)と増収を確保したが、人件費投資やM&A関連費用の増加により、営業利益は10.4億円(同-15.4%)の減益。
- M&Aにより新規参入したSES事業が2.4億円の売上を計上し、ストック型収益の「ビジネスサポート事業」も+56.3%と急成長し収益構造の転換が進展。
- 配当は年間35円(前期比+2円)と増配し、自己資本比率も51.2%へ向上したが、ROEは14.0%(前期24.5%)へ大幅に低下しており資本効率の改善が課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.5億円 / 予想: 13.0億円
+2.1%
売上高
実績: 37.7億円 / 予想: 160.0億円
+18.1%
2Q
営業利益
実績: 5.9億円 / 予想: 13.0億円
+23.2%
売上高
実績: 76.5億円 / 予想: 179.2億円
+12.2%
3Q
営業利益
実績: 7.1億円 / 予想: 13.0億円
+11.3%
売上高
実績: 123.2億円 / 予想: 179.2億円
+20.2%
通期
営業利益
実績: 13.3億円 / 予想: 未開示
+28.0%
売上高
実績: 175.3億円 / 予想: 未開示
+23.4%
3行解説
- 売上高(前期比23.4%増)および営業利益(同28.1%増)が大幅増収増益となり、情報セキュリティ関連機器やNASサーバーの好調が業績を牽引した。
- 積極的なM&A戦略を推進し、当連結会計年度中にアイ・ステーションやLGICなど計6社を新たに連結範囲へ追加したことで、グループ規模が急速に拡大している。
- 株主還元を大幅に強化しており、2026年2月期の年間配当は前期の35円から78円へと倍増以上となり、次期(2027年2月期)も79円への増配を予想している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-13 | 2026年2月期 通期 | +28.0% | -0.4% | +1.7% | — | — |
| 2026-01-13 | 2026年2月期 第3四半期 | +11.3% | -3.2% | -26.5% | -36.1% | -39.8% |
| 2025-10-14 | 2026年2月期 第2四半期 | +23.2% | +0.2% | -0.5% | +0.4% | +4.8% |
| 2025-07-14 | 2026年2月期 第1四半期 | +2.1% | -0.1% | +3.7% | +7.3% | -7.6% |
| 2025-04-11 | 2025年2月期 通期 | -15.3% | +3.8% | +6.8% | +4.7% | +7.7% |
| 2025-01-10 | 2025年2月期 第3四半期 | +0.6% | +0.5% | +6.6% | +9.6% | -7.1% |
有価証券報告書
2025-05-29 有価証券報告書-第36期(2024/03/01-2025/02/28)