インターネットイニシアティブ 四半期進捗

決算短信(2025-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大型SI案件が牽引し2桁増収を達成: 売上収益は前年同期比14.0%増の2,293億円と大幅伸長。地銀向け新共同プラットフォーム等の大型サービスインテグレーション(SI)案件の獲得・構築が極めて好調。
  • VMware値上げの影響をこなし増益回帰: 前半戦の重石だったVMware製品の大幅値上げに対し、価格転嫁や構成変更が進捗。営業利益は207億円(同2.1%増)と、コスト増を吸収して増益を確保。
  • PFNとのAI半導体クラウド等、次の一手も着実: 2026年初開始予定のAI半導体クラウド提供に向け、Preferred Networksおよび三菱商事との合弁会社設立など、中長期の成長の種まきも加速。

2. 直近の業績と進捗率

第3四半期累計(9ヶ月)の着地は以下の通りです。

  • 売上収益: 2,293.1億円(前年同期比14.0%増)
  • 営業利益: 207.1億円(同2.1%増)
  • 税引前利益: 205.9億円(同4.8%増)
  • 親会社所有者帰属の四半期利益: 137.9億円(同6.2%増)

通期計画(売上3,120億円、営業利益320億円)に対する進捗率:

  • 売上収益: 73.5%(前年同期進捗:72.9%)
  • 営業利益: 64.7%(前年同期進捗:69.9%) 売上は前年を上回るペースで順調ですが、利益面ではVMware関連のコスト増の影響が期初に残ったため、前年同期比で進捗が5.2ポイント遅れています。例年、IIJは第4四半期にSI案件の検収が集中し利益が偏重する傾向がありますが、通期計画達成にはQ4で約113億円の営業利益を稼ぎ出す必要があり、やや高いハードルとなっています。

3. セグメント別のモメンタム

  • システムインテグレーション(SI)事業【強い】: 売上高1,070億円(23.5%増)と爆発的な勢いです。特にシステム構築売上が39.3%増と急増。地銀向け新共同プラットフォームの2号案件(総額110億円・8年間)獲得など、大規模インフラ案件の引き合いが極めて旺盛です。受注残高も1,155億円(前年同期末比11.0%増)と積み上がっています。

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進捗詳細

今期累計実績

2024-04 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2023-12
売上高 2293.1億円 +14.0% 2011.0億円
営業利益 207.1億円 +2.1% 202.8億円

通期予想

2024-04 〜 2025-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 3120.0億円 +13.0%
営業利益 320.0億円 +10.2%

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 17.18円 17.5円
期末 17.18円 17.5円 予想
年間合計 34.36円 35円 予想