短信要約
1. 要点(3行)
- 大型SI案件が牽引し2桁増収を達成: 売上収益は前年同期比14.0%増の2,293億円と大幅伸長。地銀向け新共同プラットフォーム等の大型サービスインテグレーション(SI)案件の獲得・構築が極めて好調。
- VMware値上げの影響をこなし増益回帰: 前半戦の重石だったVMware製品の大幅値上げに対し、価格転嫁や構成変更が進捗。営業利益は207億円(同2.1%増)と、コスト増を吸収して増益を確保。
- PFNとのAI半導体クラウド等、次の一手も着実: 2026年初開始予定のAI半導体クラウド提供に向け、Preferred Networksおよび三菱商事との合弁会社設立など、中長期の成長の種まきも加速。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計(9ヶ月)の着地は以下の通りです。
- 売上収益: 2,293.1億円(前年同期比14.0%増)
- 営業利益: 207.1億円(同2.1%増)
- 税引前利益: 205.9億円(同4.8%増)
- 親会社所有者帰属の四半期利益: 137.9億円(同6.2%増)
通期計画(売上3,120億円、営業利益320億円)に対する進捗率:
- 売上収益: 73.5%(前年同期進捗:72.9%)
- 営業利益: 64.7%(前年同期進捗:69.9%) 売上は前年を上回るペースで順調ですが、利益面ではVMware関連のコスト増の影響が期初に残ったため、前年同期比で進捗が5.2ポイント遅れています。例年、IIJは第4四半期にSI案件の検収が集中し利益が偏重する傾向がありますが、通期計画達成にはQ4で約113億円の営業利益を稼ぎ出す必要があり、やや高いハードルとなっています。
3. セグメント別のモメンタム
- システムインテグレーション(SI)事業【強い】: 売上高1,070億円(23.5%増)と爆発的な勢いです。特にシステム構築売上が39.3%増と急増。地銀向け新共同プラットフォームの2号案件(総額110億円・8年間)獲得など、大規模インフラ案件の引き合いが極めて旺盛です。受注残高も1,155億円(前年同期末比11.0%増)と積み上がっています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2293.1億円 | +14.0% | 2011.0億円 |
| 営業利益 | 207.1億円 | +2.1% | 202.8億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 3120.0億円 | +13.0% |
| 営業利益 | 320.0億円 | +10.2% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 17.18円 | 17.5円 |
| 期末 | 17.18円 | 17.5円 予想 |
| 年間合計 | 34.36円 | 35円 予想 |