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日本製紙 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 営業利益の増益と最終減益の乖離: 原燃料高や物流費増を価格修正で補い営業利益は197億円(前期比14.1%増)を確保したが、国内・海外事業の構造改革に伴う減損損失等の計上で純利益は45億円(同80.0%減)と大幅な減益となった。
  • 豪州事業(Opal社)の再建が急務: 豪州でのグラフィック用紙撤退や人員合理化を進める中、第1四半期に発生した労働争議が重石。2026年3月期はこれら一過性要因の解消によるV字回復を織り込む。
  • 復配・増配への意欲: 2025年3月期の期末配当10円に加え、2026年3月期は年間15円(5円増配)を予想。財務体質の改善を進めつつ、株主還元を段階的に再開する姿勢を示した。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 1兆1,824億円 (前期比1.3%増)
  • 営業利益: 197億円 (前期比14.1%増)
  • 経常利益: 155億円 (前期比6.6%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 45億円 (前期比80.0%減)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画(修正後)に対する着地となりますが、営業利益は前期の172億円から14.1%増と着実に回復しています。特筆すべきは2026年3月期の通期予想で、営業利益340億円(前期比72.5%増)と大幅な拡大を見込んでおり、構造改革の効果発現に対する自信がうかがえます。

3. セグメント別のモメンタム

  • 紙・板紙事業(減速): 売上高5,659億円(0.7%減)、営業利益82億円(29.2%減)。新聞用紙・印刷用紙の需要減が継続し、国内販売数量が前期を下回ったことが響きました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 11824.3億円 +1.3% 11673.1億円
営業利益 197.1億円 +14.1% 172.7億円
経常利益 155.1億円 +6.6% 145.5億円
当期純利益(親会社帰属) 45.4億円 +80.0% 227.5億円
包括利益 172.6億円 +79.0% 821.0億円
1株当たり当期純利益 39.33円 197.09円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 17033.1億円 17312.5億円
純資産 5104.4億円 4956.5億円
自己資本比率 28.3% 27.1%
自己資本 4820.3億円 4687.9億円
1株当たり純資産 4,175.77円 4,062.19円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 1.0% 5.3%
ROA(総資産経常利益率) 0.9% 0.9%
売上高営業利益率 1.7% 1.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 727.9億円 902.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 334.4億円 220.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 182.7億円 465.7億円
期末現金及び現金同等物残高 1859.4億円 1648.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 12050.0億円 +1.9%
営業利益 340.0億円 +72.5%
経常利益 260.0億円 +67.7%
当期純利益 120.0億円 +164.4%
1株当たり当期純利益 103.96円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 10円 10円
配当性向:当期 25.4% / 前期 5.1% 純資産配当率:当期 0.2% / 前期 0.3%

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