短信要約
1. 要点(3行)
- 生活関連事業が劇的なV字回復: 豪州子会社オパールの収益改善や国内新工場の寄与により、セグメント利益が前年同期の69億円の赤字から41億円の黒字へ急改善した。
- 本業の紙・板紙事業は苦戦: 輸出市況の悪化によりセグメント損益が赤字転落(2億円の損失)しており、グラフィック用紙の設備停機など構造改革を加速させている。
- 最終利益は急増も、本業の進捗は慎重: 親会社株主に帰属する四半期純利益は77.5億円(前年同期は0.5億円)と激増したが、営業利益の通期進捗率は50%に留まり、下期の追い上げが必須。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第3四半期の連結累計実績は以下の通りです。
- 売上高: 8,895億円(前年同期比0.4%増)
- 営業利益: 150億円(同35.5%増)
- 経常利益: 139億円(同9.0%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 77.5億円(前年同期は0.5億円)
通期計画に対する進捗率と勢い: 売上高は74.1%と概ね順調ですが、営業利益の進捗率は50.1%(計画300億円に対し150億円)と、前年同期の進捗(前年通期実績非開示につき、通期予想に対する相対比較)と比べても、利益面での達成ハードルはやや高い印象です。ただし、四半期純利益については進捗率77.5%に達しており、特別利益の計上などが寄与しています。
3. セグメント別のモメンタム
- 生活関連事業【加速】: 売上高3,603億円(5.0%増)、営業利益41.6億円(前年同期は69億円の損失)。オパール社の操業効率改善や、クレシア宮城工場の稼働が利益を押し上げました。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 8895.2億円 | +0.4% | 8862.7億円 |
| 営業利益 | 150.4億円 | +35.5% | 111.0億円 |
| 経常利益 | 139.6億円 | +9.0% | 128.1億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 77.5億円 | — | 57,000,000円 |
| 包括利益 | 82.4億円 | +170.9% | 30.4億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 67.13円 | — | 0.5円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 17410.6億円 | 17033.1億円 |
| 純資産 | 5163.1億円 | 5104.4億円 |
| 自己資本比率 | 27.9% | 28.3% |
| 自己資本 | 4852.1億円 | 4820.3億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 12000.0億円 | +1.5% |
| 営業利益 | 300.0億円 | +52.2% |
| 経常利益 | 240.0億円 | +54.8% |
| 当期純利益 | 100.0億円 | +120.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 86.63円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 5円 |
| 期末 | 10円 | 10円 予想 |
| 年間合計 | 10円 | 15円 予想 |
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