短信要約
1. 要点(3行)
- 半導体・電子材料セグメントがAI向け先端材料の伸長により大幅増益(前年同期比+40.0%)を達成し、グループ全体の稼ぐ力を牽引。
- 一方、親会社帰属の四半期利益は前年同期比90.7%減の60億円と急落したが、これは事業譲渡に伴う減損損失や前年の本社土地売却益の反落といった一過性要因が主因。
- 通期計画に対するコア営業利益の進捗率は74.3%と概ね順調だが、黒鉛電極(ケミカル)の市況低迷による赤字拡大が全体の重石となっている。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期第3四半期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上収益: 9,862億円(前年同期比 4.2%減)
- コア営業利益: 728億円(同 5.8%増)
- 営業利益: 214億円(同 74.9%減)
- 親会社帰属四半期利益: 60億円(同 90.7%減)
通期計画に対する進捗率:
- 売上収益: 69.4%(前年同期の進捗も同水準で、概ね計画通り)
- コア営業利益: 74.3%(通期目標980億円に対し順調に推移)
- 営業利益: 43.8%(減損損失の影響により、通期目標490億円に対し遅れ)
- 当期利益: 23.2%(構造改革費用の先行により、通期目標260億円に対し低水準)
コア営業利益ベースでは、半導体市場の回復を背景に前年を上回るペースで利益を積み上げており、本業の勢いは維持されています。
3. セグメント別のモメンタム
- 半導体・電子材料(強い): コア営業利益は739億円(前年同期比40.0%増)。AI向けの先端半導体後工程材料や、データセンター向けのHDメディアが需要回復により大幅に伸長しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9862.6億円 | -4.2% | 10293.1億円 |
| 営業利益 | 214.7億円 | -74.9% | 854.9億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 14220.0億円 | +2.2% |
| 営業利益 | 490.0億円 | -45.0% |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 65円 | 65円 予想 |
| 年間合計 | 65円 | 65円 予想 |