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関東電化工業 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • V字回復の達成: 電池材料における棚卸資産評価損や減損の剥落により、営業利益は前期の19.6億円の赤字から42.7億円の黒字へ急回復を遂げた。
  • 半導体用特殊ガスの底堅さ: 精密化学品事業において、三フッ化窒素(NF3)等の販売数量が増加。電池材料の市況悪化をガス部門の回復が補う構図。
  • 株主還元の強化: 配当方針を配当性向30%以上に引き上げ、25年3月期は従来予想から1円増配の17円、26年3月期は18円と増配基調を鮮明化。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結業績は、売上高623.5億円(前期比3.7%減)、営業利益42.7億円(前期は19.6億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益32.4億円(前期は46.1億円の損失)となりました。

  • 進捗率と勢い: 本決算のため、2026年3月期の通期計画に対する勢いを確認すると、売上高680億円(9.1%増)、営業利益50億円(17.0%増)を見込んでいます。前期の利益改善は一過性損失の解消が主因ですが、今期(26年3月期)は半導体市場の回復を背景とした実力値での成長フェーズ(営業増益率17%)への移行を計画しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 精密化学品事業(勢い:回復): 売上高494.8億円(3.5%減)ながら、営業損益は39.9億円の黒字(前期は28.2億円の赤字)に転換。NF3、WF6等の半導体用特殊ガスが数量ベースで増加。電池材料(LiPF6)は販売価格の下落が続くものの、コスト構造の正常化が進んでいます。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 623.5億円 -3.7% 647.7億円
営業利益 42.7億円 -19.7億円
経常利益 45.1億円 -13.0億円
当期純利益(親会社帰属) 32.5億円 -46.1億円
包括利益 29.3億円 -14.4億円
1株当たり当期純利益 56.53円 -80.25円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1236.2億円 1253.0億円
純資産 676.2億円 655.8億円
自己資本比率 53.4% 51.1%
自己資本 659.6億円 640.1億円
1株当たり純資産 1,147.96円 1,114.07円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 5.0% -7.0%
ROA(総資産経常利益率) 3.6% -1.0%
売上高営業利益率 6.9% -3.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 130.8億円 112.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -140.8億円 -105.5億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -47.2億円 17.8億円
期末現金及び現金同等物残高 201.0億円 252.3億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 680.0億円 +9.1%
営業利益 50.0億円 +17.0%
経常利益 50.0億円 +10.9%
当期純利益 33.0億円 +1.6%
1株当たり当期純利益 57.43円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 7円 8円
期末 7円 9円
配当性向:当期 30.1% / 前期 — 純資産配当率:当期 1.5% / 前期 1.2%