電算システムホールディングス 四半期進捗

決算短信(2024-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 不採算案件の発生で営業利益が41.7%減: 売上高は612.5億円(前期比2.8%増)と微増ながら、情報サービス事業での開発案件の採算悪化により、営業利益は23.1億円と大幅減益で着地。
  • 配当の大幅増配と株主還元姿勢: 当期配当は前期の37円から60円(うち期末40円)へ大幅増配、さらに次期は80円を予想。利益水準の低下に反して、強い還元姿勢を鮮明にした。
  • V字回復を見込む強気の次期予想: 2025年12月期は営業利益35億円(前期比51.4%増)を計画。生成AI活用や不採算案件の収束、地方自治体向け収納代行の伸長を回復の柱に据える。

2. 直近の業績と進捗率

2024年12月期通期の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 612.5億円(前期比2.8%増)
  • 営業利益: 23.1億円(前期比41.7%減)
  • 経常利益: 25.3億円(前期比36.9%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 18.5億円(前期比7.7%減)

分析: 通期計画に対する進捗率は、期初予想(2024年2月時点の営業利益35.5億円)に対し約65%に留まり、未達での着地となりました。特に、情報サービス事業において継続的な仕入れ原価の増加やソフト開発案件の工数見直し(不採算化)が発生し、本業の収益性が急激に低下したことが要因です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 情報サービス事業(減速): 売上高372.8億円(前期比4.7%増)ながら、営業損益は2.7億円の赤字(前年は14.1億円の黒字)。BPOやGoogle関連のクラウドサービスは堅調でしたが、ソフト開発での不採算案件の発生が利益を消失させました。

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進捗詳細

今期実績

2024-01 〜 2024-12

項目 当期 前年比 前年同期 2023-01 〜 2023-12
売上高 612.6億円 +2.8% 595.9億円
営業利益 23.1億円 -41.7% 39.6億円
経常利益 25.3億円 -36.9% 40.2億円
当期純利益(親会社帰属) 18.5億円 -7.7% 20.0億円
包括利益 18.1億円 -12.8% 20.8億円
1株当たり当期純利益 173.88円 187.71円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2024-12末 2023-12末
総資産 617.5億円 570.5億円
純資産 222.9億円 207.7億円
自己資本比率 35.8% 36.1%
自己資本 220.8億円 205.8億円
1株当たり純資産 2,071.18円 1,937.23円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 8.7% 10.0%
ROA(総資産経常利益率) 4.3% 6.2%
売上高営業利益率 3.8% 6.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 30.2億円 55.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 2.4億円 -8.5億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -7.7億円 -9.4億円
期末現金及び現金同等物残高 153.2億円 128.2億円

来期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 675.0億円 +10.2%
営業利益 35.0億円 +51.4%
経常利益 35.3億円 +39.3%
当期純利益 25.3億円 +36.7%
1株当たり当期純利益 236.82円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 18円 20円
期末 19円 40円
配当性向:当期 34.5% / 前期 19.7% 純資産配当率:当期 3.0% / 前期 2.0%