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日本化学工業 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 2025年3月期は大幅増益で着地: 液晶・半導体向け製品の回復や価格改定、棚卸資産評価損の減少により、営業利益は前期比47.6%増の33.4億円と急拡大した。
  • 2026年3月期は利益半減の弱気見通し: 原材料(コバルト等)価格変動の転嫁タイムラグや人件費・コスト増を織り込み、営業利益は58.1%減の14億円を見込む。
  • 逆行する積極配当姿勢: 大幅な減益予想ながら、新中期経営計画の還元方針(DOE2%または配当性向40%)に基づき、年間配当は14円増配の106円を計画。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の実績は、売上高388.4億円(前期比0.8%増)、営業利益33.4億円(同47.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益25.5億円(同60.9%増)となりました。

  • 進捗状況: 通期決算のため進捗率は100%ですが、期初予想や市場の期待を上回る勢いで着地しました。特に営業利益率は前期の5.9%から8.6%へと大幅に改善しています。
  • 勢いの変化: 前期(2024年3月期)の営業減益から一転し、不採算事業の整理やコストコントロールが奏功し、収益性が急回復した局面と言えます。

3. セグメント別のモメンタム

  • 化学品事業(勢い:維持): 売上高182.8億円(前期比5億円増)。めっき向けのクロム製品が好調。一方、シリカ製品は原燃料高による買い控えで低調でしたが、全体では価格改定が寄与しました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 388.4億円 +0.8% 385.4億円
営業利益 33.4億円 +47.6% 22.6億円
経常利益 32.0億円 +34.3% 23.8億円
当期純利益(親会社帰属) 25.6億円 +60.9% 15.9億円
包括利益 22.6億円 -33.7% 34.0億円
1株当たり当期純利益 290.62円 180.35円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 751.0億円 765.0億円
純資産 463.9億円 450.5億円
自己資本比率 61.8% 58.9%
自己資本 463.9億円 450.5億円
1株当たり純資産 5,311.05円 5,106.27円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 5.6% 3.6%
ROA(総資産経常利益率) 4.2% 3.2%
売上高営業利益率 8.6% 5.9%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 63.7億円 61.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -50.7億円 -44.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -24.2億円 -8.7億円
期末現金及び現金同等物残高 76.3億円 87.3億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 390.0億円 +0.4%
営業利益 14.0億円 -58.1%
経常利益 14.0億円 -56.2%
当期純利益 11.0億円 -57.0%
1株当たり当期純利益 125.92円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 35円 46円
期末 35円 46円
配当性向:当期 31.7% / 前期 38.8% 純資産配当率:当期 1.8% / 前期 1.4%