短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅減益の着地: 売上高は160.4億円(前年同期比2.6%増)と微増ながら、営業利益は8.36億円(同34.7%減)と大幅な減益となり、半導体・電池業界の回復遅れが直撃した。
- 事業間の明暗が鮮明: 資源価格の転嫁が進んだ「リユース」が28.7%増収と牽引する一方、高付加価値な「化学品」や「自動車」関連が振るわず、利益率が悪化した。
- 次期回復への攻めの布石: 2024年6月に北九州市へ子会社を設立するなど、半導体産業が集積する九州地方での再資源化ニーズ捕捉に向けた先行投資を加速させている。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の連結業績は以下の通りです。
- 売上高: 160.4億円(前年同期比 2.6%増)
- 営業利益: 8.36億円(同 34.7%減)
- 経常利益: 8.97億円(同 34.0%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 5.91億円(同 43.2%減)
本決算のため通期計画に対する進捗率は100%ですが、当初予想(2024年5月公表値:売上高164億円、営業利益12.5億円)と比較すると、特に利益面で大幅な下振れ着地となりました。前年同期の勢いと比較しても、増収減益という「収益性の低下」が顕著な1年となりました。
3. セグメント別のモメンタム
環境関連事業の単一セグメントですが、事業種類別では以下の通り勢いに差が出ています。
- 勢いあり(リユース): 売上高39.7億円(前年同期比 28.7%増)。有機溶剤や希少金属等の価格転嫁が進展し、一部顧客の稼働回復に伴う原料収集量の増加も寄与しました。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 160.4億円 | +2.6% | 156.3億円 |
| 営業利益 | 8.4億円 | -34.7% | 12.8億円 |
| 経常利益 | 9.0億円 | -34.0% | 13.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 5.9億円 | -43.2% | 10.4億円 |
| 包括利益 | 4.5億円 | -62.6% | 12.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 136.98円 | — | 241.3円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 206.4億円 | 211.2億円 |
| 純資産 | 125.1億円 | 120.8億円 |
| 自己資本比率 | 59.7% | 57.0% |
| 自己資本 | 123.3億円 | 120.4億円 |
| 1株当たり純資産 | 2,854.65円 | 2,788.6円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 4.9% | 9.0% |
| ROA(総資産経常利益率) | 4.3% | 6.5% |
| 売上高営業利益率 | 5.2% | 8.2% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 16.7億円 | 20.4億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -24.9億円 | -10.7億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -2.9億円 | -12.0億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 16.3億円 | 27.4億円 |
来期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 170.0億円 | +6.0% |
| 営業利益 | 10.0億円 | +19.6% |
| 経常利益 | 10.6億円 | +18.1% |
| 当期純利益 | 7.4億円 | +24.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 171.38円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 40円 | 43円 |
配当性向:当期 31.4% / 前期 16.6%
純資産配当率:当期 1.5% / 前期 1.5%