株式会社オーバーラップホールディングスは、ライトノベルやマンガを軸としたコンテンツIP(知的財産)の創出・展開を行う総合エンターテインメント企業です。小説投稿サイトなどから「原石」を発掘し、ライトノベル化→マンガ化→アニメ化→海外ライセンス展開という「メディアミックス」を通じてIP価値を最大化するビジネスモデルを特徴としています。
- 主要製品・サービス: 「オーバーラップ文庫」「コミックガルド」などのレーベルを通じた出版・電子書籍配信、およびアニメ化に伴う原作使用料や出資分配金。
- 主要顧客: 株式会社メディアドゥ(売上比率29.5%)、LINE Digital Frontier株式会社(同10.8%)、株式会社カカオピッコマ(同10.6%)などの電子書籍取次・プラットフォームが中心。
- 競合環境: ネット発のコンテンツを出版・メディア展開するモデルにおいて、既存の有力出版社や新規参入企業とのIP獲得・編集者確保の競争下にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-25 提出)収益性
営業利益率
35.5%
≧10%が優良
ROA
16.4%
≧5%が優良
ROE
27.8%
≧10%が優良
ROIC
14.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
40.7%
≧10%が優良
EPS成長率
80.1%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は85億3500万円(前期比1.6%増)と微増ながら、親会社所有者帰属当期利益は20億6700万円(同80.1%増)と大幅増益を達成。
- 総資産の62.3%を「のれん」と「商標権」が占める資産構成であり、IPの収益力低下による減損リスクが最大の中長期的懸念事項。
- 上場に伴い配当性向の目安を35%から40%へ引き上げ、ROE 27.76%という高い資本効率を背景に積極的な還元姿勢を示す。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第1四半期 、2026-01-14 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 5.1億円 / 予想: 34.2億円
-7.1%
売上高
実績: 19.3億円 / 予想: 92.1億円
+10.7%
3行解説
・売上収益は前年同期比10.7%増の19.29億円と増収を確保し、電子コミック領域の成長が継続。 ・営業利益は上場関連費用5,300万円の計上により同7.2%減の5.07億円となったが、一過性要因を除けば実質増益。 ・保有IPのアニメ化(「とんでもスキル」2期等)によるメディアミックス展開が着実に収益へ寄与。