ポバール興業株式会社は、工業用ベルトの製造・販売を主軸に、樹脂加工品や産業用機械(メカニカルシール、搬送機等)を展開する開発型企業です。主要製品には、自動車や鉄鋼業界向けの特殊コンベアベルト、半導体ウエハ用の超精密研磨パッドなどがあります。主要顧客はAGCグループで、連結売上高の18.6%(2.5億円)を占めています。競合環境としては、ニッチな用途に特化した独自技術(素材選定・接着・樹脂加工)により差別化を図っていますが、中国企業の台頭による価格競争の激化に直面しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
7.1%
≧10%が優良
ROA
3.4%
≧5%が優良
ROE
1.4%
≧10%が優良
ROIC
2.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-5.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-24.9%
≧10%が優良
EPS成長率
-56.6%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年3月期は、ディスプレイ向け研磨材の需要回復遅れや、中国子会社での減損損失計上(0.85億円)により、純利益が前期比56.6%減の0.80億円と大幅減益。
- 自己資本比率は79.8%と極めて高く財務健全性は維持されているが、ROEは1.4%まで低下しており、資本効率の改善が急務。
- 成長戦略として半導体ウエハ用研磨パッドの拡販と新工場の稼働による生産性向上を掲げるが、特定顧客(AGC)への依存と棚卸資産の滞留リスクが懸念材料。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-12 15:20 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 1.0億円 / 予想: 3.2億円
+106.4%
売上高
実績: 8.9億円 / 予想: 36.1億円
+10.3%
2Q
営業利益
実績: 2.4億円 / 予想: 3.2億円
+102.5%
売上高
実績: 18.4億円 / 予想: 36.1億円
+12.9%
3Q
営業利益
実績: 3.4億円 / 予想: 3.2億円
+70.6%
売上高
実績: 27.5億円 / 予想: 36.1億円
+9.4%
3行解説
- 利益面で異次元の進捗:営業利益が前年同期比70.4%増と急拡大。Q3時点で通期利益計画をすでに突破(進捗率105%)する大幅な超過達成。
- 主力・成長事業のダブルエンジン:自動車・鉄鋼向けの「総合接着」が安定し、高付加価値な半導体・ディスプレイ向け研磨部材が収益を牽引。
- 極めて保守的な会社姿勢:利益が通期目標を上回っているにもかかわらず、通期予想を据え置き。期末に向けたさらなる上振れ期待が残る内容。
書類一覧
ハイライトされた行が、現在の概要カードに表示されている最新の有報・短信です。
短信
2026-02-12 2026-03 第3四半期 2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-11-13 2026-03 第2四半期 2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-08-08 2026-03 第1四半期 2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
有報
2025-06-26 2025-03 期末 有価証券報告書-第61期(2024/04/01-2025/03/31)
短信
2025-05-14 2025-03 通期 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
短信
2025-02-13 2025-03 第3四半期 2025年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)