株式会社CINC(シンク)は、ビッグデータ解析とAI技術を核としたデジタルマーケティング支援を行う企業です。主な事業は、自社開発のSaaS型調査分析ツール「Keywordmap」シリーズを提供するソリューション事業、およびデータ解析を基盤としたコンサルティングを行うアナリティクス事業の2本柱です。2023年11月からは新領域としてM&A仲介事業を開始しました。
主要顧客はデジタルマーケティングに注力する大手企業から中堅企業まで幅広く、競合環境としてはSEOツールベンダーやデジタルコンサルティング会社が挙げられますが、日本語のビッグデータ保有量と解析精度を強みに差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-10 期末、2026-01-28 提出)収益性
営業利益率
-6.2%
≧10%が優良
ROA
-8.2%
≧5%が優良
ROE
-14.5%
≧10%が優良
ROIC
-7.5%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
—
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 第12期より連結決算へ移行し、売上高18.24億円を計上したが、新規事業への先行投資等により1.52億円の親会社株主に帰属する当期純損失を計上。
- 主力のSaaS(ソリューション事業)は1.54億円のセグメント利益を確保する一方、新設のM&A仲介事業が2.20億円の損失となり全体の足を引っ張る形となった。
- 赤字決算ながら、機動的な資本政策として約3.06億円の自己株式取得を実施し、自己資本比率76.5%という高い財務健全性を維持している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-10 第1四半期 、2026-03-13 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -0.0億円 / 予想: 0.1億円
—
売上高
実績: 3.9億円 / 予想: 16.8億円
-16.4%
3行解説
- 第1四半期の売上高は3.92億円(前年同期比16.3%減)となり、営業利益は2百万円の赤字に転落。
- アナリティクス事業が人員不足と生成AI普及に伴う市場変化の影響を受け、前年同期の黒字から29百万円のセグメント損失へ大幅悪化。
- M&A仲介事業は成約に至らず売上高ゼロが継続。全社的な減収基調が鮮明となり、通期計画達成に向けた懸念が強まる内容。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-13 | 2026年10月期 第1四半期 | — | -1.9% | +3.2% | — | — |
| 2025-12-12 | 2025年10月期 通期 | — | -3.2% | -5.7% | -8.0% | -16.0% |
| 2025-09-12 | 2025年10月期 第3四半期 | — | -1.9% | +0.2% | -5.9% | -17.4% |
| 2025-06-13 | 2025年10月期 第2四半期 | — | -3.3% | -8.0% | -9.5% | -23.3% |
| 2025-03-14 | 2025年10月期 第1四半期 | — | -2.1% | -4.1% | +1.9% | -14.2% |
有価証券報告書
2026-01-28 有価証券報告書-第12期(2024/11/01-2025/10/31)
2025-01-29 有価証券報告書-第11期(2023/11/01-2024/10/31)