短信要約
1. 要点(3行)
- 増収・赤字縮小も、主力の疾患ソリューション事業が17.3%減収と苦戦。 製薬企業向け案件の受注未達や長期化による「期ズレ」が響き、オーガニックな成長に課題を残した。
- M&A効果で「マイカルテ」事業は2.5倍に急成長。 子会社化したメディカルデータカード社の寄与やPHRプラットフォームの伸長で売上構成が変化したが、先行投資負担が依然として重い。
- 自己資本比率が65.1%から20.9%へ急低下。 継続的な純損失の計上により財務基盤が毀損しており、次期予想も「算定困難」として非開示とするなど、不透明感が極めて強い。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期(通期)の連結実績は以下の通り。
- 売上高: 6.35億円(前年同期比 20.4%増)
- 営業利益: △4.52億円(前年同期は△6.54億円の損失)
- 経常利益: △4.54億円(前年同期は△6.55億円の損失)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: △5.39億円(前年同期は△8.04億円の損失)
【進捗と勢いの変化】 本決算のため通期計画に対する進捗率は100%。前年同期の売上高成長率(△8.2%)と比較すると、増収に転じた点はポジティブ。しかし、営業利益率は△71.2%と極めて低く、赤字幅は縮小傾向にあるものの、自走可能な収益構造の確立には至っていない。
3. セグメント別のモメンタム
- 疾患ソリューションサービス(減速): 売上高 3.37億円(17.3%減)。製薬企業の新薬プロモーション等において案件の長期化や失注が発生。DX需要は高いものの、収益化のタイミングが後ろ倒しになっている。
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今期実績
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6.3億円 | +20.4% | 5.3億円 |
| 営業利益 | -4.5億円 | — | -6.5億円 |
| 経常利益 | -4.5億円 | — | -6.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -5.4億円 | — | -8.0億円 |
| 包括利益 | -5.3億円 | — | -8.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -65.21円 | — | -98.61円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 10.5億円 | 11.7億円 |
| 純資産 | 3.1億円 | 8.4億円 |
| 自己資本比率 | 20.9% | 65.1% |
| 自己資本 | 2.2億円 | 7.6億円 |
| 1株当たり純資産 | 26.59円 | 91.8円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | -110.2% | -88.3% |
| ROA(総資産経常利益率) | -40.9% | -55.3% |
| 売上高営業利益率 | -71.2% | -123.9% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | -3.3億円 | -6.0億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -1.1億円 | -2.4億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | 4.1億円 | 7.0億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 7.1億円 | 7.4億円 |
来期予想
業績予想は開示されていません。
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | 0円 |
配当性向:当期 — / 前期 —
純資産配当率:当期 — / 前期 —