ロート製薬株式会社は、「アイケア(目薬等)」、「スキンケア(外皮用薬、化粧品等)」、「内服・食品(胃腸薬、サプリメント等)」を主軸とするヘルス&ビューティケア企業です。
- 事業内容: 医薬品、医薬部外品、化粧品の製造販売。近年は再生医療や受託製造(CDMO)にも注力。
- 主要製品: 「Vロート(目薬)」、「肌ラボ(スキンケア)」、「メンソレータム」、「ロートV5(サプリメント)」など。
- 主要顧客: 卸売大手の株式会社大木への売上高が527億8,700万円(連結売上高の17.1%)を占めています。
- 競合環境: 国内外の製薬・化粧品メーカーと競合。115か国以上で展開するグローバル展開と、高い研究開発力(R&D)を背景としたブランド力が強みです。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
12.6%
≧10%が優良
ROA
10.1%
≧5%が優良
ROE
12.0%
≧10%が優良
ROIC
9.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
14.0%
≧10%が優良
営業利益成長率
-2.8%
≧10%が優良
EPS成長率
0.4%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前年同期比14.0%増の3,086億円と大幅増収を達成したが、営業利益は原価率上昇やR&D投資により2.8%減の389億円に留まった。
- シンガポールのユーヤンサン社(約808億円)等の大型買収によりアジア圏の成長基盤を強化したが、バランスシート上での「のれん」が474億円に急増している。
- 自己資本比率が71.0%から61.6%へ低下し、M&Aに伴う有利子負債が増加したが、営業キャッシュフローは369億円と堅調で資金繰りの安全性は維持されている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 117.0億円 / 予想: 390.0億円
-0.8%
売上高
実績: 819.6億円 / 予想: 3345.0億円
+19.9%
2Q
営業利益
実績: 193.2億円 / 予想: 395.0億円
+8.6%
売上高
実績: 1642.6億円 / 予想: 3385.0億円
+18.1%
3Q
営業利益
実績: 335.8億円 / 予想: 405.0億円
+5.1%
売上高
実績: 2530.7億円 / 予想: 3405.0億円
+12.0%
通期
営業利益
実績: 411.2億円 / 予想: 未開示
+7.5%
売上高
実績: 3437.3億円 / 予想: 未開示
+11.4%
3行解説
- 2026年3月期は、アジアでの大型M&A(ユーヤンサン社)の連結寄与や国内のインバウンド需要により、売上高3,437億円(前期比11.4%増)と過去最高を更新。
- 利益面でも営業利益が411億円(前期比7.5%増)と伸長したが、欧州では容器供給業者の倒産に伴う調達コスト増により大幅な減益を記録した。
- 2027年3月期は売上高3,695億円、年間配当50円と増収・増配を予想する一方、為替差益の剥落等を見込み経常利益は3.9%減と慎重な見通し。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +7.5% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | +5.1% | +0.1% | -6.2% | -1.8% | — |
| 2025-11-13 | 2026年3月期 第2四半期 | +8.6% | -0.5% | +6.5% | +6.2% | +2.1% |
| 2025-08-06 | 2026年3月期 第1四半期 | -0.8% | -0.6% | +10.9% | +15.4% | +4.2% |
| 2025-05-13 | 2025年3月期 通期 | -2.8% | -0.6% | -15.5% | -15.9% | -17.8% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | -8.5% | +1.6% | -5.8% | -10.1% | +7.1% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第89期(2024/04/01-2025/03/31)