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JCRファーマ 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大幅な赤字転落とライセンス収入の激減: 2025年3月期は売上高が前期比22.9%減の330.72億円、営業損益は66.5億円の赤字(前期は75.31億円の黒字)へ。予定していたライセンス契約の締結遅延が直撃した。
  • 研究開発費の拡大と一過性損失の計上: 積極的なパイプライン拡充により研究開発費が前期比37.4%増の154.31億円に膨らんだほか、製造資材の評価損や補助金収益の期ずれなど、複数の下押し要因が重なった。
  • V字回復に向けた次期予想と配当維持: 2026年3月期は営業利益26億円と黒字復帰を見込む。大幅赤字ながら「株主還元への自信」として年間配当20円を維持し、次期も同額を維持する方針。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の着地は以下の通りです。

  • 売上高: 330.72億円(前期比22.9%減)
  • 営業利益: △66.5億円(赤字転落)
  • 経常利益: △74.77億円(赤字転落)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △47.59億円(赤字転落)

進捗率と勢いの変化: 本決算は通期実績のため進捗率は100%ですが、当初の期待値(黒字維持)に対して大幅な未達となりました。前期(2024年3月期)は営業利益率17.6%を誇っていましたが、今期は△20.1%と急激に悪化。特に契約金収入が前期の74.13億円から5.17億円(93.0%減)へ急落したことが、利益構造を根底から崩しました。

3. セグメント別のモメンタム

単一セグメント(医薬品事業)ですが、製品別の勢いに明暗が分かれています。

  • 【勢いあり】: 主力のヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」は薬価改定の影響を数量増で跳ね返し、180.98億円(前期比1.0%増)。ムコ多糖症II型治療剤「イズカーゴ」は57.18億円(10.6%増)と好調を維持。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 330.7億円 -22.9% 428.7億円
営業利益 -66.5億円 75.3億円
経常利益 -74.8億円 72.6億円
当期純利益(親会社帰属) -47.6億円 55.1億円
包括利益 -40.4億円 64.8億円
1株当たり当期純利益 -38.43円 44.13円
希薄化後1株当たり純利益 43.92円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 1048.5億円 1022.3億円
純資産 474.4億円 564.8億円
自己資本比率 44.8% 54.2%
自己資本 469.7億円 553.6億円
1株当たり純資産 385.5円 443.62円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -9.3% 10.3%
ROA(総資産経常利益率) -7.2% 7.4%
売上高営業利益率 -20.1% 17.6%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -54.9億円 93.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -98.7億円 -26.9億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 97.4億円 -20.3億円
期末現金及び現金同等物残高 132.0億円 187.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 378.0億円 +14.3%
営業利益 26.0億円
経常利益 24.0億円
当期純利益 30.0億円
1株当たり当期純利益 24.22円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 10円 10円
期末 10円 10円
配当性向:当期 — / 前期 45.3% 純資産配当率:当期 4.8% / 前期 4.7%