短信要約
1. 要点(3行)
- 主力の呼吸器感染症検査キットが明暗: 新型コロナ検査薬が前年同期比9.1%減と苦戦する一方、8年ぶりの大流行となったマイコプラズマ肺炎等の「その他検査薬」が23.3%増と急成長し、減収幅を補った。
- 利益面は為替差損が重石: 営業利益は10.3%減の11億2,200万円に留まり、さらに営業外費用として為替差損8,200万円を計上したことで、経常利益は22.5%減と利益率が低下した。
- 検査ニーズの構造変化: 遺伝子検査から抗原検査へのシフトが進む中、2025年2月に新発売した「新型コロナ・インフル同時検出キット」の拡販で、ポストコロナの収益基盤再構築を急いでいる。
2. 直近の業績と進捗率
2025年12月期 第1四半期の着地は以下の通り。
- 売上高: 26億4,900万円(前年同期比 3.4%減)
- 営業利益: 11億2,200万円(同 10.3%減)
- 経常利益: 10億6,400万円(同 22.5%減)
- 四半期純利益: 7億7,700万円(同 19.9%減)
通期計画(売上高115.6億円、営業利益44.3億円)に対する進捗率:
- 売上高: 22.9%(前年同期は24.0%)
- 営業利益: 25.3%(前年同期は26.8%) 前年同期と比較して進捗はわずかに遅れているが、利益面では概ね25%ラインを確保しており、計画通りの推移と言える。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメント(体外診断用医薬品事業)内での市場分野別推移は以下の通り。
- 病院・開業医分野(勢い:維持): 売上高25億6,600万円(3.4%減)。新型コロナ・インフル抗原同時検出キットが167万テスト(前年同期は134万テスト)と伸長した。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-01 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 26.5億円 | -3.4% | 27.4億円 |
| 営業利益 | 11.2億円 | -10.3% | 12.5億円 |
| 経常利益 | 10.6億円 | -22.5% | 13.7億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 7.8億円 | -19.9% | 9.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 40.82円 | — | 50.97円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 201.4億円 | 207.3億円 |
| 純資産 | 169.9億円 | 173.5億円 |
| 自己資本比率 | 84.3% | 83.7% |
| 自己資本 | 169.9億円 | 173.5億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 115.7億円 | +1.2% |
| 営業利益 | 44.3億円 | -9.9% |
| 経常利益 | 44.5億円 | -13.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 169.66円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 80円 | 40円 予想 |
| 期末 | 60円 | 45円 予想 |
| 年間合計 | — | 85円 予想 |