短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅な減収減益(営業益37.0%減): 新型コロナ関連需要の一服と遺伝子検査から抗原検査へのシフトにより、前年同期比で大幅な利益圧縮となりました。
- インフルエンザ単独検査薬の失速と自主回収: 売上高が前期比60.2%減(2.24億円)と急減したことに加え、10月に偽陽性の頻発を理由とした自主回収を実施しており、業績と信頼の両面に影を落としています。
- 在庫の急増とキャッシュの減少: 売上減の一方で、商品・製品在庫が期首の約5.6億円から15.1億円へと約2.7倍に急増しており、在庫管理のリスクが顕在化しています。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期累計期間の着地は以下の通りです。
- 売上高: 62.26億円(前年同期比22.1%減)
- 営業利益: 21.94億円(同37.0%減)
- 経常利益: 21.83億円(同38.6%減)
- 四半期純利益: 15.88億円(同37.7%減)
通期計画に対する進捗率と勢い:
- 売上高進捗率: 68.7%(通期予想90.64億円に対し)
- 営業益進捗率: 69.3%(通期予想31.64億円に対し) 前年同期の進捗率(売上高約70%)と比較すると、概ね計画通りとされていますが、数値上はややスローペースです。特にインフルエンザ検査薬の自主回収の影響が第4四半期にどう響くかが焦点となります。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメントですが、市場分野別の勢いは以下の通りです。
- 「減速」:病院・開業医分野(新型コロナ検査薬): 売上高38.22億円(23.7%減)。遺伝子検査から安価な抗原検査へのシフトが進み、単価・数量ともに下押し圧力がかかっています。
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今期累計実績
2025-01 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-01 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 62.3億円 | -22.1% | 79.9億円 |
| 営業利益 | 21.9億円 | -37.0% | 34.8億円 |
| 経常利益 | 21.8億円 | -38.6% | 35.6億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 15.9億円 | -37.7% | 25.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 83.42円 | — | 133.91円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2024-12末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 195.9億円 | 207.3億円 |
| 純資産 | 168.5億円 | 173.5億円 |
| 自己資本比率 | 86.0% | 83.7% |
| 自己資本 | 168.5億円 | 173.5億円 |
通期予想
2025-01 〜 2025-12
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 90.6億円 | -20.7% |
| 営業利益 | 31.6億円 | -35.6% |
| 経常利益 | 30.4億円 | -41.2% |
| 1株当たり当期純利益 | 117.35円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 80円 | 50円 |
| 期末 | 60円 | 45円 予想 |
| 年間合計 | — | 95円 予想 |