株式会社トーセは、家庭用ゲーム機、スマートフォン、アーケード向けゲームソフトの企画・開発・運営を受託する国内最大級の独立系ディベロッパーです。
- 主要製品・サービス:主力は「ゲーム事業」で、特に任天堂などの高性能プラットフォーム向け受託開発に強みを持ちます。また、非ゲーム領域のデジタルコンテンツを扱う「その他事業」も展開しています。
- 主要顧客:株式会社アトラス(売上高構成比22.3%)、株式会社スクウェア・エニックス(16.9%)、株式会社バンダイナムコスタジオ(14.6%)など、大手パブリッシャーが名を連ねます。
- 競合環境:開発技術力の向上や人財確保の競争が激化していますが、独立系として特定の資本系列に属さない柔軟な提案力で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-20 提出)収益性
営業利益率
10.4%
≧10%が優良
ROA
9.2%
≧5%が優良
ROE
4.1%
≧10%が優良
ROIC
7.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
43.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
—
≧10%が優良
EPS成長率
—
≧10%が優良
3行解説
- 前期の赤字からV字回復を遂げ、売上高は前年比43.8%増の66.36億円、営業利益は6.89億円(前期は5.22億円の損失)と大幅な増益を達成。
- 開発トラブルの解消と、「Nintendo Switch 2(仮称)」を見据えた大型案件の進展、想定以上のレベニューシェア収入が収益を押し上げた。
- 一方で次期は大型案件の端境期やレベニューシェアの減少により「減収減益」を予想しており、開発スタッフの稼働率維持が喫緊の課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-09 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.3億円 / 予想: 4.0億円
-21.6%
売上高
実績: 18.6億円 / 予想: 65.1億円
+7.9%
2Q
営業利益
実績: 3.3億円 / 予想: 4.0億円
+3.8%
売上高
実績: 34.6億円 / 予想: 65.1億円
+9.7%
3行解説
- 中間期の営業利益・経常利益は前年同期比で増益を確保し、特に親会社株主に帰属する中間純利益は2億4,200万円(前年同期比156.2%増)と大幅な伸びを記録。
- 主力のゲーム事業において家庭用ゲーム機・PC向け開発が27億1,000万円(同28.7%増)と牽引したが、スマートフォン関連やその他事業は減速が鮮明。
- 西大路開発センターの売却を決定し、約7.45億円の譲渡益(2027年8月期計上予定)を見込むなど、拠点再編と財務基盤の強化を並行して推進。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-09 | 2026年8月期 第2四半期 | +3.8% | +1.1% | -2.4% | — | — |
| 2026-01-08 | 2026年8月期 第1四半期 | -21.6% | +2.6% | -5.7% | -9.1% | -6.7% |
| 2025-10-09 | 2025年8月期 通期 | — | -0.5% | -5.3% | -10.6% | -12.2% |
| 2025-07-10 | 2025年8月期 第3四半期 | — | +1.7% | -1.5% | -6.3% | -9.6% |
| 2025-04-10 | 2025年8月期 第2四半期 | — | -0.2% | -8.7% | -17.0% | -11.5% |
| 2025-01-09 | 2025年8月期 第1四半期 | — | +2.0% | +7.1% | +7.0% | +9.6% |
有価証券報告書
2025-11-20 有価証券報告書-第46期(2024/09/01-2025/08/31)