プレミアアンチエイジング 事業分析

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有価証券報告書(2025-07 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

プレミアアンチエイジング株式会社は、基礎化粧品等のアンチエイジング事業と、子会社の株式会社ベネクスを通じたリカバリー事業を展開する企業グループです。

  • 主要製品・サービス: 主力ブランドの「DUO(デュオ)」(クレンジングバーム等)を筆頭に、オールインワン化粧品の「CANADEL(カナデル)」、ヘアケアの「clayence(クレイエンス)」、および機能性ウェア「ベネクス」を展開。
  • 主要顧客: 株式会社井田両国堂への売上高が16.17億円(連結売上高の10.0%)を占めます。
  • 競合環境: 国内化粧品市場(約3.2兆円)およびクレンジング市場(約1,425億円)において、オイル・ジェル・バーム剤型の激しいシェア争いに晒されています。主力商品「ザ クレンジングバーム」は7年連続売上No.1を維持していますが、他社の新製品投入や広告単価の上昇により、新規顧客獲得の競争が激化しています。

2. 要点(3行)

  1. 売上高は主力のアンチエイジング事業の苦戦で20.6%減の161.6億円となったが、広告宣伝費の効率化と固定費削減により営業利益は6.17億円(343.8%増)と大幅増益を達成。
  2. 成長を牽引するのはリカバリー事業(ベネクス)で、売上高32.3億円(60.0%増)と急伸しており、スキンケア一本足打法からの脱却を模索中。
  3. 自己資本比率65.07%と財務基盤は健全であり、営業CFも14.7億円の黒字を確保しているが、主力のスキンケア事業の減収に歯止めがかかるかが最大の焦点。

3. 業績・収益性のトレンド

  • 売上高: 161.60億円(前期比20.6%減)。広告効率の悪化に伴う新規獲得の減少や、市場競争の激化により主力のスキンケア事業が減収。

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年07月期2022年07月期2023年07月期2024年07月期2025年07月期
連結経営指標等
売上高 328.1億円 339.1億円 264.0億円 203.6億円 161.6億円
経常利益又は経常損失(△) 46.5億円 25.7億円 -6.3億円 1.6億円 6.0億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 27.9億円 14.2億円 -7.3億円 -14.8億円 4.7億円
包括利益 27.9億円 14.5億円 -7.4億円 -14.8億円 4.7億円
純資産額 69.0億円 83.5億円 76.1億円 61.2億円 66.1億円
総資産額 130.7億円 123.0億円 121.3億円 110.0億円 101.4億円
1株当たり純資産額 791.65円/株 957.3円/株 872.6円/株 702.33円/株 756.65円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) 326.87円/株 163.35円/株 -84.17円/株 -170.1円/株 54.1円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 326.38円/株 163.11円/株 54.03円/株
自己資本比率 52.8% 67.9% 62.7% 55.7% 65.1%
自己資本利益率 66.9% 18.7% 7.4%
株価収益率 4653.0% 1221.0% -1271.0% -509.0% 1595.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 27.5億円 -33.2億円 24.2億円 4.3億円 14.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1.8億円 -3.0億円 -9.0億円 -5.4億円 -2.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 15.8億円 5.0億円 1.8億円 1.8億円 -13.4億円
現金及び現金同等物の残高 60.5億円 29.6億円 46.6億円 47.5億円 46.5億円
従業員数 15200.0% 22300.0% 25200.0% 22900.0% 21600.0%
平均臨時雇用人員 200.0% 500.0% 2200.0% 3000.0% 4200.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 88.8億円 80.7億円
固定資産 21.2億円 20.7億円
資産 110.0億円 101.4億円
負債の部
流動負債 37.6億円 30.0億円
固定負債 11.2億円 5.3億円
負債 48.8億円 35.3億円
純資産の部
株主資本 61.1億円 65.8億円
評価・換算差額等 0.2億円 0.2億円
新株予約権 0.1億円
純資産 61.2億円 66.1億円
負債純資産 110.0億円 101.4億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 203.6億円 161.6億円
売上原価 42.6億円 37.7億円
売上総利益又は売上総損失(△) 161.0億円 123.9億円
販売費及び一般管理費 159.6億円 117.7億円
営業利益又は営業損失(△) 1.4億円 6.2億円
営業外収益 0.5億円 0.1億円
営業外費用 0.3億円 0.3億円
経常利益又は経常損失(△) 1.6億円 6.0億円
特別利益 0.2億円
特別損失 10.6億円 0.3億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) -9.0億円 5.9億円
法人税、住民税及び事業税 0.6億円 1.4億円
過年度法人税等 0.4億円
法人税等調整額 5.2億円 -0.7億円
法人税等 5.8億円 1.2億円
当期純利益又は当期純損失(△) -14.8億円 4.7億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) -14.8億円 4.7億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 4.3億円 14.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -5.4億円 -2.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 1.8億円 -13.4億円
現金及び現金同等物に係る換算差額 0.3億円 -0.0億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 0.9億円 -1.0億円
現金及び現金同等物の残高 47.5億円 46.5億円
現金及び現金同等物の残高 47.5億円 46.5億円