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ニチリン 四半期進捗

決算短信(2025-12 第1四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 本業は堅調も、為替影響で経常利益が大幅減: 売上高・営業利益は前年同期比で微増を確保したが、前年同期に計上した為替差益の剥落(5.1億円の利益から5.5億円の損失へ転換)により、経常利益は34.9%減と大きく落ち込んだ。
  • 中国市場の苦戦と国内・欧州の対照的な動き: 日系メーカーの販売低迷が続く中国セグメントが利益面で約3割減と足を引っ張る一方、欧州ではBMW向け2輪製品の納入開始など、新たな顧客基盤の拡大が見られる。
  • 北米での戦略的M&Aによる事業領域の拡大: 後発事象として米国のATCO PRODUCTS社の買収(約12.5億円相当、8百万米ドル)を発表。従来の乗用車向けから大型トラック・バス市場への本格参入を図る攻めの姿勢が鮮明となった。

2. 直近の業績と進捗率

2025年12月期 第1四半期の着地は以下の通りです。

  • 売上高: 183.02億円(前年同期比 +0.2%)
  • 営業利益: 25.71億円(同 +0.3%)
  • 経常利益: 20.95億円(同 △34.9%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 15.79億円(同 △10.7%)

通期計画に対する進捗率と勢い:

  • 売上高:25.1%、営業利益:27.4%、純利益:27.2%と、各段階利益ともに25%を超えており、進捗は極めて順調です。
  • 営業利益ベースでは前年同期の25.64億円を上回る過去最高水準を維持しており、本業の収益力は通期計画(94億円)の達成に向けて強い勢いを保っています。経常利益の減益は主に為替要因(営業外費用)によるもので、キャッシュを稼ぐ力に陰りは見られません。

3. セグメント別のモメンタム

  • 日本(勢い:横ばい): 売上高 84.52億円(△1.6%)。国内販売は回復傾向にあるが、中国向け輸出の減少が響き営業利益は18.9%減となった。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-01 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2024-01 〜 2024-03
売上高 183.0億円 +0.2% 182.7億円
営業利益 25.7億円 +0.3% 25.6億円
経常利益 20.9億円 -34.9% 32.2億円
当期純利益(親会社帰属) 15.8億円 -10.7% 17.7億円
包括利益 -6.2億円 42.0億円
1株当たり当期純利益 119.95円 131.5円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-12末
総資産 792.5億円 829.8億円
純資産 618.0億円 638.6億円
自己資本比率 69.3% 68.4%
自己資本 549.5億円 567.7億円
1株当たり純資産 4,172.26円 4,310.51円

通期予想

2025-01 〜 2025-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 728.0億円 +2.0%
営業利益 94.0億円 +2.4%
経常利益 96.0億円 -7.5%
当期純利益 58.0億円 -6.0%
1株当たり当期純利益 440.37円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 75円 88円 予想
期末 101円 88円 予想
年間合計 176円 176円 予想