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ニチリン 四半期進捗

決算短信(2025-12 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収減益の着地と北米の苦戦: 2025年12月期は売上高736.6億円(前期比3.2%増)と増収を確保したが、北米での関税影響や顧客の減産が響き、営業利益は90.6億円(同1.3%減)の減益となった。
  • 2026年度は回復基調と大幅増配を予想: 次期は売上高780億円、営業利益93億円と増収増益に転じる見通し。配当も年間190円(14円増配)を予定し、株主還元姿勢を強めている。
  • M&Aによる事業領域の拡大: 米国ATCO社の連結子会社化(NAT社)により新規トラック事業へ参入。地政学リスクや関税対応を進めつつ、不採算地域の見直しと価格転嫁を急ぐフェーズにある。

2. 直近の業績と進捗率

2025年12月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 736.6億円(前期比 +3.2%)
  • 営業利益: 90.6億円(前期比 △1.3%)
  • 経常利益: 92.3億円(前期比 △11.1%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 55.1億円(前期比 △10.6%)

【進捗と勢いの変化】 本決算のため通期計画(修正後想定)に対する達成状況を見ると、売上高は概ね計画通りですが、利益面では北米における関税措置や半導体不足に伴う顧客の生産停止、為替差損(営業外)の影響で、前期比で勢いが鈍化しました。特に経常利益の2桁減益は、前期にあった為替差益6.8億円が消失したことが大きく響いています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 日本(減速): 売上高349.3億円(前期比2.4%減)、セグメント利益31.8億円(同16.4%減)。価格転嫁は進むものの、中国向け輸出が現地需要の鈍化や在庫調整で減少。

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進捗詳細

今期実績

2025-01 〜 2025-12

項目 当期 前年比 前年同期 2024-01 〜 2024-12
売上高 736.7億円 +3.2% 713.6億円
営業利益 90.6億円 -1.3% 91.8億円
経常利益 92.3億円 -11.1% 103.8億円
当期純利益(親会社帰属) 55.1億円 -10.6% 61.7億円
包括利益 73.1億円 -29.1% 103.2億円
1株当たり当期純利益 418.27円 461.82円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-12末 2024-12末
総資産 881.1億円 829.8億円
純資産 681.2億円 638.6億円
自己資本比率 68.5% 68.4%
自己資本 603.6億円 567.7億円
1株当たり純資産 4,574.63円 4,310.51円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 9.4% 11.4%
ROA(総資産経常利益率) 10.8% 12.9%
売上高営業利益率 12.3% 12.9%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 84.2億円 86.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -37.5億円 -62.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -38.1億円 -57.7億円
期末現金及び現金同等物残高 188.6億円 179.6億円

来期予想

2026-01 〜 2026-12

項目 予想 前年比(予想)
売上高 780.0億円 +5.9%
営業利益 93.0億円 +2.6%
経常利益 95.0億円 +2.9%
当期純利益 56.0億円 +1.6%
1株当たり当期純利益 424.43円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 75円 82円
期末 101円 94円
配当性向:当期 42.1% / 前期 38.1% 純資産配当率:当期 4.0% / 前期 4.3%