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石塚硝子 事業分析

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有価証券報告書(2025-03 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

石塚硝子株式会社は、創業200年を超える日本の老舗容器総合メーカーです。以下の5つの主要セグメントで事業を展開しています。

  • ガラスびん関連:酒類・飲料用、食品・調味料用容器。
  • ハウスウェア関連:ガラス食器(「アデリア」ブランド)、陶磁器(鳴海製陶)の製造販売。
  • 紙容器関連:液体用紙容器および充填機械の販売・メンテナンス。
  • プラスチック容器関連:PETボトル用プリフォーム等の製造。
  • 産業器材関連:加熱調理器用トッププレート、セラミックス製品等。

競合環境としては、ガラスびん市場の縮小が続く中、PETボトルや紙容器といった他素材へのシフトが進んでおり、同社も「容器の総合メーカー」として事業構造の転換を急いでいます。

2. 要点(3行)

  • 第90期は売上高559.9億円(前期比3.3%減)、営業利益38.5億円(同29.5%減)と減収減益だが、中期計画の利益目標(35億円)は超過達成。
  • 主力のプラスチック容器関連が利益の柱(セグメント利益16.3億円)として定着する一方、ガラスびん事業は市場縮小と設備更新による生産停止が響き苦戦。
  • 営業キャッシュフローは71.7億円と純利益(30.9億円)を大きく上回り、積極的な設備投資(100.9億円)を支える高い現金創出力を維持。

3. 業績・収益性のトレンド

当連結会計年度の業績は、売上高559.9億円(前期比3.3%減)、営業利益38.5億円(同29.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益30.9億円(同34.4%減)となりました。

  • 減益の理由:プラスチック容器関連の姫路新工場立ち上げ費用の先行発生、およびガラスびん関連での溶解炉定期更新に伴う生産停止(約11.5億円の減収影響)が主な要因です。

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市場ポジション

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年03月期2022年03月期2023年03月期2024年03月期2025年03月期
連結経営指標等
売上高 649.4億円 693.8億円 567.5億円 578.8億円 559.9億円
経常利益又は経常損失(△) 11.5億円 27.9億円 23.2億円 53.6億円 37.1億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) -30.2億円 22.5億円 2.5億円 47.1億円 30.9億円
包括利益 -20.0億円 22.3億円 1.0億円 61.2億円 32.3億円
純資産額 266.6億円 288.6億円 287.5億円 323.5億円 353.3億円
総資産額 805.6億円 821.0億円 865.4億円 921.1億円 1004.2億円
1株当たり純資産額 5,510.68円/株 6,031.64円/株 5,997.88円/株 7,418.27円/株 8,104.29円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) -722.17円/株 538.49円/株 60.26円/株 1,129.21円/株 739.09円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
自己資本比率 28.6% 30.8% 29.0% 33.6% 33.8%
自己資本利益率 -12.6% 9.3% 1.0% 16.8% 9.5%
株価収益率 375.0% 2433.0% 245.0% 332.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 42.1億円 40.9億円 20.9億円 57.0億円 71.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -43.8億円 -5.5億円 -55.9億円 -85.0億円 -85.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 11.1億円 -18.7億円 41.4億円 4.6億円 23.8億円
現金及び現金同等物の残高 36.0億円 53.3億円 60.7億円 37.8億円 48.7億円
従業員数 207500.0% 201800.0% 186700.0% 183900.0% 181600.0%
平均臨時雇用人員 53400.0% 48200.0% 50600.0% 49800.0% 53600.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 444.5億円 480.1億円
固定資産 475.4億円 523.2億円
繰延資産 1.3億円 0.8億円
資産 921.1億円 1004.2億円
負債の部
流動負債 249.0億円 275.5億円
固定負債 348.6億円 375.3億円
負債 597.6億円 650.9億円
純資産の部
株主資本 221.9億円 250.6億円
評価・換算差額等 87.5億円 88.5億円
非支配株主持分 14.1億円 14.2億円
純資産 323.5億円 353.3億円
負債純資産 921.1億円 1004.2億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 578.8億円 559.9億円
売上原価 416.4億円 411.7億円
売上総利益又は売上総損失(△) 162.4億円 148.3億円
販売費及び一般管理費 107.8億円 109.8億円
営業利益又は営業損失(△) 54.6億円 38.5億円
営業外収益 7.2億円 10.1億円
営業外費用 8.1億円 11.5億円
経常利益又は経常損失(△) 53.6億円 37.1億円
特別利益 4.9億円 2.2億円
特別損失 2.2億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 58.5億円 37.1億円
法人税、住民税及び事業税 9.3億円 7.2億円
法人税等調整額 0.2億円 -1.3億円
法人税等 9.5億円 5.9億円
当期純利益又は当期純損失(△) 49.0億円 31.2億円
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に帰属する当期純損失(△) 1.9億円 0.4億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 47.1億円 30.9億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 57.0億円 71.7億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -85.0億円 -85.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 4.6億円 23.8億円
現金及び現金同等物に係る換算差額 0.5億円 1.0億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) -22.9億円 10.8億円
現金及び現金同等物の残高 37.8億円 48.7億円
連結の範囲の変更に伴う現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 0.1億円
現金及び現金同等物の残高 37.8億円 48.7億円