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有沢製作所 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • V字回復の着地と大幅増配: 電子材料およびディスプレイ材料の需要回復により、営業利益が前期比3.3倍(229.8%増)の48.93億円と急伸。期末配当を当初予想から12円積み増し、年間96円とするサプライズ。
  • 主力セグメントのモメンタム: スマートフォンや半導体向けの「電子材料」がセグメント利益で前期比約11倍と爆発的に成長し、業績を強力に牽引。
  • 慎重な来期見通し: 2026年3月期は増収ながらも、米国の通商政策(相互関税等)による地政学リスクを織り込み、営業利益は8.0%減の45億円と保守的な計画を提示。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の通期実績は、売上高498.15億円(前期比18.3%増)、営業利益48.93億円(同229.8%増)、経常利益52.67億円(同253.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益39.69億円(同142.1%増)となりました。

  • 計画達成度: 前期の低迷から完全に脱却し、全ての利益項目で3桁増益を達成。
  • 勢いの変化: 前年同期(2024年3月期)は営業利益が33.4%減と苦戦していましたが、今期は四半期を追うごとに電子材料の操業度が向上し、劇的な利益率改善(営業利益率3.5%→9.8%)を見せました。

3. セグメント別のモメンタム

  • 電子材料(勢い:強): 売上高314.77億円(前期比25.4%増)、セグメント利益28.54億円(同997.1%増)。スマホ・半導体需要の回復に加え、高付加価値品の構成比拡大と操業度上昇が利益を押し上げました。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 498.1億円 +18.3% 421.1億円
営業利益 48.9億円 +229.8% 14.8億円
経常利益 52.7億円 +253.9% 14.9億円
当期純利益(親会社帰属) 39.7億円 +142.1% 16.4億円
包括利益 50.2億円 +81.9% 27.6億円
1株当たり当期純利益 119.49円 49.51円
希薄化後1株当たり純利益 119.39円 49.46円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 717.4億円 688.2億円
純資産 485.6億円 462.5億円
自己資本比率 67.7% 67.2%
自己資本 485.5億円 462.2億円
1株当たり純資産 1,461.64円 1,394.08円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 8.4% 3.5%
ROA(総資産経常利益率) 7.5% 2.2%
売上高営業利益率 9.8% 3.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 45.5億円 32.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -20.8億円 -10.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -40.9億円 -34.1億円
期末現金及び現金同等物残高 163.7億円 177.0億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 514.0億円 +3.2%
営業利益 45.0億円 -8.0%
経常利益 45.0億円 -14.6%
当期純利益 32.0億円 -19.4%
1株当たり当期純利益 96.33円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 20円 42円
期末 40円 54円
配当性向:当期 80.3% / 前期 121.2% 純資産配当率:当期 6.7% / 前期 4.3%