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ノザワ 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 建築資材の需要低迷で減収減益も、最終利益は32.2%増の大幅増益: 建設費高騰による工事の延期・中止が主力の「アスロック」販売を直撃したが、訴訟損失引当金の計上額が前期より減少したことで純利益は11.56億円と大幅に伸びた。
  • 次期は営業利益23.2%増の急回復を予想: 2026年3月期は、新商品10件の上市や高付加価値品の拡販により、営業利益20.70億円へのV字回復を見込む。
  • 株主還元を強化、配当を5円増配: 当期の配当は35円から40円へ増配し、次期も40円を維持する方針。自己資本比率68.3%と財務基盤は極めて堅実。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の連結実績は以下の通りです。

  • 売上高: 219.54億円(前期比4.9%減)
  • 営業利益: 16.80億円(前期比5.6%減)
  • 経常利益: 18.38億円(前期比5.2%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 11.56億円(前期比32.2%増)

進捗と勢いの変化: 本決算のため通期計画(修正後見通し等)に対する最終着地となりますが、売上高・営業利益ともに前期を下回る結果となりました。要因は非木造建築の着工面積減少という外部環境の悪化です。一方で、純利益については前期に計上された多額の特別損失(訴訟損失)が縮小したため、見かけ上の勢いは強く見えます。

3. セグメント別のモメンタム

単一セグメント(建築材料関連事業)ですが、製品別の「勢い」に差が出ています。

  • 減速(弱含み): 主力の押出成形セメント板「アスロック」は106.01億円(4.7%減)。耐火被覆等は10.85億円(23.6%減)と大幅な落ち込み。建設費高騰による物件の見直しが響いています。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 219.5億円 -4.9% 230.7億円
営業利益 16.8億円 -5.6% 17.8億円
経常利益 18.4億円 -5.2% 19.4億円
当期純利益(親会社帰属) 11.6億円 +32.2% 8.7億円
包括利益 10.9億円 -32.1% 16.1億円
1株当たり当期純利益 100.11円 76.32円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 302.4億円 294.8億円
純資産 206.7億円 198.1億円
自己資本比率 68.3% 67.2%
自己資本 206.7億円 198.1億円
1株当たり純資産 1,762.91円 1,717.28円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 5.7% 4.6%
ROA(総資産経常利益率) 6.2% 6.7%
売上高営業利益率 7.7% 7.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 4.3億円 20.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -6.5億円 -12.2億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -4.2億円 -4.1億円
期末現金及び現金同等物残高 67.5億円 73.9億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 225.0億円 +2.5%
営業利益 20.7億円 +23.2%
経常利益 21.9億円 +19.1%
当期純利益 14.3億円 +23.6%
1株当たり当期純利益 123.76円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 35円 40円
配当性向:当期 40.0% / 前期 45.9% 純資産配当率:当期 2.3% / 前期 2.1%