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東北特殊鋼 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 今期は微減収ながら最終増益で着地: 自動車メーカーの不正問題や半導体装置向け需要の停滞があったが、固定費削減等の原価低減活動が奏功し、親会社株主に帰属する当期純利益は10.08億円(前年同期比3.4%増)を確保した。
  • 来期予想は慎重な「減収減益」見通し: 2026年3月期は特殊鋼需要の不安定さや製品単位の製造原価上昇を織り込み、営業利益11億円(同12.0%減)、純利益8.5億円(同15.7%減)と、二桁の減益を見込む。
  • 配当方針の強化と財務の健全性: 配当性向を20%から30%へ段階的に引き上げる方針を示し、今期は40円(前期26円)へ大幅増配したものの、来期予想は業績連動で35円へ減配する計画。自己資本比率は82.0%と極めて高い水準を維持している。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 211.78億円(前年同期比0.7%減)
  • 営業利益: 12.49億円(同1.1%減)
  • 経常利益: 13.72億円(同0.8%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 10.08億円(同3.4%増)

通期計画に対する進捗率は、確定値のため100%です。前期(2024年3月期)が売上高1.0%減、純利益12.9%減であったことと比較すると、利益面での下げ止まりと回復が見られました。しかし、会社側は「2026中期経営計画」の目標値には届かなかったとしており、勢いは依然として力強さに欠ける状況です。

3. セグメント別のモメンタム

  • 特殊鋼事業(減速): 売上高188.21億円(前年比1.61億円減)、セグメント利益1.87億円(同1,700万円増)。半導体製造装置向けの在庫調整による出荷減が響き減収。利益面では原価低減活動で増益を確保したが、自動車向けの型式認証不正問題による生産停止が需要を下押しした。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 211.8億円 -0.7% 213.4億円
営業利益 12.5億円 -1.1% 12.6億円
経常利益 13.7億円 -0.8% 13.8億円
当期純利益(親会社帰属) 10.1億円 +3.4% 9.7億円
包括利益 8.3億円 -44.6% 15.1億円
1株当たり当期純利益 134.2円 129.44円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 340.3億円 347.9億円
純資産 279.2億円 275.7億円
自己資本比率 82.0% 79.2%
自己資本 279.2億円 275.7億円
1株当たり純資産 3,758.95円 3,661.84円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 3.6% 3.6%
ROA(総資産経常利益率) 4.0% 4.1%
売上高営業利益率 5.9% 5.9%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 21.3億円 28.5億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -5.9億円 -4.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -4.8億円 -2.1億円
期末現金及び現金同等物残高 83.5億円 73.2億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 209.0億円 -1.3%
営業利益 11.0億円 -12.0%
経常利益 11.9億円 -13.3%
当期純利益 8.5億円 -15.7%
1株当たり当期純利益 114.44円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 10円 20円
期末 16円 20円
配当性向:当期 29.8% / 前期 20.1% 純資産配当率:当期 1.1% / 前期 0.7%